草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

東アジアの有事に備えて条件付きでオスプレイの配備を!

2012年07月24日 | 安全保障

 オスプレイの配備に反対すれば、日本人が天に唾することになりはしないか。日本の防衛力の現状では、米軍の支援を期待する以外にない。とくに、尖閣諸島をめぐっては、中共が何をしてくるか予断を許さない。そんななかで、日本が自分の首を絞めるようなことは、断じてすべきではない。ただし、米軍の訓練を無原則に認めるわけにいかない。住宅地で低空で飛ぶというのは、危険が付きまとうことになり、原則禁止すべきだ。朝鮮半島と地形が似ているという理由で、かつて猪苗代湖のすれすれを米軍機が飛行していたのを目撃したことがある。有事に備えればそれもありだとしても、野放図な演習を容認すべきではないだろう。本来であれば、米軍に頼らなくても、外敵を撃退する実力を日本が持つべきではあるが、それが難しいのであれば、最善の策を講じるしかないのである。これまでのCH46輸送ヘリコプターと比べて、オスプレイの航続距離が長いからというので、「侵略」に結び付くという意見もあるが、それは本末転倒である。中共は尖閣諸島ばかりか、沖縄までも自分たちの領土だと主張している。それに対抗するには、日本は米軍に頼るしかないのである。さらに、朝鮮半島の有事にあたっては、邦人を含む民間人の救出には、大きな役割を果たすと期待されている。日本を取り巻く環境は、依然として厳しいものがある。その現実を直視すると、条件付きで配備を認めるべきだろう。ここで拳を振り上げるのは、日米同盟に亀裂を生じさせることになりかねず、中共や北朝鮮に付け入る隙を与えるだけだ。


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「人任せの政党です」をキャッチフレーズにすべき民主党!

2012年07月24日 | 政局

 人任せにもほどがある。民主党執行部がキャッチフレーズを急きょ募集することになった。小沢一郎の新党が「国民の生活が第一」と決まったために、苦肉の策なのだろう。しかし、そのための文書を、所属する国会議員や県連にファックスで送ったというのだから、これまた呆れてしまう。締め切りは7月30日で、付け焼刃で乗り切るつもりらしい。野田佳彦首相を始めとする幹部が、小沢らが新党を結成した時点で、すぐに提示するのが普通だろう。何一つ決められないのが民主党だとしても、あまりにも酷過ぎる。オスプレイの配備にしても、お粗末極まる。嗤ってしまうのは、安全性を確認にこだわっているかのような発言をしているが、絶対安全などというのは、この世には存在しないのであり、事故を起こさないようにアメリカ側に求めるしかないのだ。中共の軍事的膨張に対して、オスプレイ配備が有効であるかを論じるべきだろう。自分たちでは国民に説得ができないので、アメリカ側に説明してもらおうと、アメリカに視察団を送るのは、これまた人任せではないだろうか。消費税増税に不退転の覚悟というのも、官僚が準備万端整えてくれるからで、万事が万事人任せだ。そして、その究極がキャッチフレーズの募集なのである。ネットでもそれについては冷笑されているが、私は「人任せの政党です」でよいと思う。統治能力なき政党は、キャッチフレーズ一つも決められないということで、そのものズバリの方が国民も理解しやすいのではなかろうか。


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