草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

恥を知らない口舌の徒だけの民主党政権を嗤う!

2012年07月27日 | 思想家

 今日の午後、エアコンをつけた車のなかで、参議院社会保障と税の一体改革の特別委員会の中継を聴いた。野田佳彦首相を始めとする答弁のお粗末なことは、まともな国民であれば、誰もが気付くはずだ。質問者の部分をカットして、答弁者が言ったことだけをつなげれば、どんな人でも、抱腹絶倒するはずだ。何一つまともに応えられず、言葉に窮すると、民、自、公の三党で決めるしかないの連発。それでいて、マニフェストにはこだわりがあるから、矛盾したことを平気で口にする。自分たちが嘘を吐いたのを知っているので、批判されるのを恐れて、ただただ言葉を濁しているのだ。自分たちの方針を撤回したからこそ、離党者が相次いだのではないか。その予備軍を抱えているとしても、歯切れの悪さはいかんともしがたい。しかし、そこまで末期症状を呈しているのに、平然と居直っていられるのは、一体なぜだろう。恥という言葉を知らないのだろう。先祖に対して顔向けが立たないという考え方も、持ち合わせていないに違いない。生きている者だけの思い以上に、死者の思いを大事にするのが保守民族派である。だからこそ、卑怯な行為を蔑むのである。会津武士道というのも、それと共通している。明治42年に発行された高橋淡水の『壮絶悲絶白虎隊』では「会津藩の教育は利を後にして道を先にし、才よりは人格を重んじる、知るよりは行いを先にする」と書かれている。戦後の日本では、そうした教育がなされなかったために、恥を知らない卑怯者が横行することになったのだ。


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民主党政権打倒のために自民党は新保守主義の旗を掲げよ!

2012年07月27日 | 政局

 すでに瓦解してしまっている民主党政権が、延命のために国政を弄んでいるのは、国民にとってこの上なく不幸なことだ。参議院の社会保障と税の一体改革特別委員会で、自民党が採決の前提となる中央公聴会を31日に開催しようとしたらば、民主党がそれを拒否したというのだから、何をか言わんやである。政治生命を賭けると公言しておきながら、野田佳彦首相はまたまた国民を騙したのだ。しかし、自民党も頼りない。どうして西田昌司や森雅子を前面に立てて、論戦を挑まないのだろう。質問者が及び腰で、手加減を加えてしまったならば、国民にアピールできないではないか。谷垣禎一総裁には、民主党政権を追い込むという気概が、どうしても感じられない。さらに、経済政策についても、国土強靭化基本法案の周知徹底を図るために、一大国民運動を展開すべきだろう。それもしないで、政権が転がりこんでくるわけがない。そして、新自由主義に対して、自民党は新保守主義の旗を掲げるべきだと思う。新古典派でもある新自由主義では、「人間は合理的であり、消費者は所得の制約のもとで消費から得られる満足を最大化し、企業家は技術の制約のもと利潤を最大化しようとする」(松原隆一郎著『経済思想』)というのが前提になっているが、構造改革はリストラをともなうのであり、結果的に消費者は将来に不安を抱くことになり、公式通りにはいかないのだ。民主党政権を解散・総選挙に追い込むのは、妥協ではなくて、新保守主義の旗を高く掲げることなのである。


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