goo blog サービス終了のお知らせ 

草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

フランスの国民戦線の台頭は上から目線のリベラルへのノンだ!

2015年12月07日 | 国際問題

フランスの国民戦線が6日の地方選挙でかつてない得票を獲得し、得票率では第一党に躍り出たとみられる。フランスが国家として結束しつつあるからだろう。自由とか平等を掲げるリベラルは、あくまでも上から目線のそれであり、普通の国民は理屈ではないのである。移民排斥を訴えるのを批判するのはたやすいが、現実にフランスの国民の多数は、民主的な選挙を通じてノンを表明したのである。民主主義が絶対であれば、それを無視することはできないのである▼日本にもその流れは出てくるだろう。もはやそれを阻止することはできない。パリでの同時多発テロも影響したのは確かだとしても、それ以上に大変なことが今ヨーロッパで今起きようとしているのだ。誰が戦慄することになるかは明らかである。所得の高い知的インテリ階級や、既得権益に縋りつ者たちは、口では民主主義を唱えながらも、大衆の怒りの爆発をもっとも恐れている。すでに共産主義はその力を失った。残るのは極右勢力である。恩恵に浴していない者たちは、プロパガンダなどどうでもいいのである。日本でも多くの支持者を集めることになるだろう▼取り澄ましたグローバリストやリベラルは、一握りで人間だけで世界を動かせると勘違いしている。そう問屋は卸さないのである。生活に困窮した者たちは、国家に助けを求める者たちは、国民戦線のような組織に向かうだろう。理屈ではないのだ。かつて極右が敗北したのは、戦争に敗れたからであり、国内の権力闘争では敗れてはいないのである。世界は混沌としつつある。最後に笑うのは一体誰なのだろう。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洒落もせず言葉にならぬ冬の色

2015年12月07日 | 俳句

色彩がそぎ落とされるのが冬の色ではないでしょうか。一日が夜であるような日が続くのです。そんなときに人間は、生のままの自分自身を見つめることになります。まさしく若い頃に僕たちが口にした「実存」なのです。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敵対国の反対派に資金提供をするのは世界の常識だ!

2015年12月07日 | 政局

「米軍基地の辺野古移設に反対する活動家に中共から資金が出ている」とケント・ギルバートがテレビ朝日の朝生で語ったが、そんなことで驚く方がどうかしているのである。敵対する国の反対派を応援するというのは、どこの国でもやっていることで、それを黙認している方が甘いのである。日当は2万だともいわれており、金次第で動く人間を利用するのは、常套手段でもあるのだ▼ロシア革命にしても、ドイツから革命資金が出ていたことは有名な話である。ロシア共産党の機関紙のプラウダにしても、それがあったからこそ発刊できたのである。レーニンがロシアに入ることができたのも、ドイツ陸軍のバックアップがあったからだ。第二次世界大戦後にアメリカ軍が発見したドイツ外務省の秘密文書には「われわれはベルリンの参謀本部政治課と連繋して、ロシアにおける民族分離運動を強化し、革命分子を援助してきたが、これはすでに顕著な成功を収めている。もしわれわれの援助が無いとしたら、ロシア共産党の運動は現在見られるような規模に決して到達しなかったろう」と記されていたのである▼沖縄の活動家にとどまらず、日本のマスコミ関係者や学界にまで中共の影響力が及んでいるはずだ。いつかはそれが暴露されるだろうが、驚天動地の事実が判明することになるだろう。我が国の安全保障を考える上で、敵対国家からのそうした働きかけは、徹底的に調べ上げなくてはならないし、国を売るような行為をした者には、断固たる処置を講じなくてはならない。それができなければ日本は滅ぶしかないのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする