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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アメリカの原油輸出の解禁は日本にとって朗報だ!

2015年12月19日 | 国際問題

アメリカは復活するのだろうか。ここにきて俄然注目されているのが、アメリカの原油輸出の解禁である。1970年代の石油危機以来、これまで40年もにわたって規制を続けてきた。それをやめることでアメリカ議会の与野党がほぼ意見が一致し、来年度の法案に盛り込むことになった。アメリカ国内でのシェールオイルの生産急増を受けてのもので、日本にとってのメリットは大きい▼現状では原発の再稼働がままならず、海外からの原油の購入に莫大な資金が投じられている。それが安くなれば計り知れない恩恵を受けるからである。安倍政権になってからの日本は、アメリカとの同盟関係を次々と強化してきた。それは日本のエネルギー安全保障の観点からも正しかった。今もなお中東では紛争が続いており、いつ原油の輸入が途絶えても不思議ではない。そうした事態になれば、日本の経済は風前の灯火なのである。その一方で日本は、温暖化対策のためにも、これまで同様に風力、地熱、太陽光などの自然再生エネルギーにも力を入れなくてはならない▼先の戦争は持たざる国の不幸であった。その過ちを二度と繰り返してはならないのである。アメリカのみに依存するのではなく、中東と国々との関係もこれまで同様に維持するのは当然ではある。できるだけ分散しておけば、最悪の場合が勃発しても日本の存立は脅かされずにすむのである。

 

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