今日は午前中から地酒を呑んでいます。家の者は台所で正月料理をつくっています。今はこづゆだと思います。そんななかで手酌で呑む酒もいいものです。今年は色々なことがありましたが、後は除夜の鐘を待つだけです。
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いかに安倍首相であろうとも限界はある。日韓外相会議での合意をめぐって日本の保守が割れている。もともと安倍首相は世襲議員でしかなく、乱世の政治家ではなかった。清和会に属し、岸信介の孫であったことと、スローガンとしての「戦後レジームからの脱却」が一人歩きしただけなのである▼本当に日本を取り戻そうとするのならば、それなりの覚悟がなくてはならない。安倍首相を公然と批判する保守がネットで勢いがある。いつの時代も新しき世界を切り拓くのは、石橋を叩いて渡るようなタイプの人間ではない。エリック・ホッファーは「人びとが巨大な変化を行なう事業に向う見ずに飛びこむ」(『大衆運動』高根正昭訳)ことができるためには、あくまでも「自分たちの巨大な事業にともなう困難について、まったく無知でなければならない。つまり、経験をもつということは不利なのである」(『同』)とまで書いている▼戦後の言論空間を突き破るには、小賢しい知識やバランス感覚は逆に邪魔になるのである。日本の保守は新たな局面を迎えることになった。自民党内も政策的にはバラバラである。それを無理にまとめるのは困難だ。真正保守の受け皿が待望されており、新たな指導者が求められる時代なのである。欧米では極右政党が躍進している。世界は様変わりしつつあり、日本もまた変わろうとしている。安倍首相の実績を否定するつもりはないが、もはやそのレベルではすまなくなってきているのである。
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