北朝鮮のスカッドは西日本を、ノドンはほぼ日本全体を攻撃できる。イージス艦やPC3で迎撃するのは当然だが、国民が退避するためのシェルターの建設も急ぐべきだろう。全国レベルでの避難訓練も実施すべきた。相手は何をしてくるか分からない。備えあれば憂いなしなのである▼仮にミサイルを撃ち落としたとしても、その落下物が降ってくれば、甚大な被害が発生しかねない。大都市では地下鉄などを活用すべきだし、地方などでは山にトンネルを掘ればいい。発射の報を受けてからわずか10分もないとしても、その限られた時間を有効に使えばいいのである▼やられたらやり返す敵地攻撃の能力も、早急に整備すべきだろう。それが抑止力となり、未然に侵略を防止することになるからだ。トマホークを搭載した潜水艦を海底深く潜航させておくだけで、相手はかなりビビるのではないだろうか。日本のミサイル開発の技術は世界に冠たるものがあり、日本国産の地対地ミサイルの射程を伸ばすことも喫緊の課題である▼日本の政治家は脅威が迫っているとの認識が乏しい。創造力が欠如しているのである。国防力を強化するとともに、国民の安全確保に万全を期すべきなのである。党利党略に明け暮れて森友学園騒動で国会が空転している時ではないのだ。原子力発電所の事故よりも、はるかにミサイル攻撃を受ける危険性が高まっているのだから。
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