太田光は週刊新潮の裏口入学報道に対して、裁判も辞さないと述べている。過去のラジオ番組でそれを認めたかのような発言をしていたのに、必死になって否定しているのは滑稽である。どうせお笑い芸人なのだから、笑いのネタにすればいいのである▼日本の試験制度のバカらしさは目に余るものがある。単に暗記力を競っているだけであり、弊害ばかりが目立つ。最近ではネットが普及して、情報や知識は自由に手に入る。東大法学部を頂点とした知的なエリートのヒーラルヒーは、まったく意味をなさなくなってきている。特定野党にも玉木雄一郎ら高学歴者が多いが、政治家としては二流三流である▼東京医科大学の不正入試が問題なのは、文科省の役人が関与していたからだ。特定野党の政治家の名前も取沙汰されており、今後の行方が注目されている。太田の場合はそれとは別である。悪いことは悪いが、事実であれば、さっさと認めてしまえばいいのである。それができないのは、安倍総理をこきおろすなど、これまで偉そうなことを口にしていたからではないか。裏口入学が発覚することで「お前が言うな」と馬鹿にされるのが嫌なのだろう。日大芸術学部を中退したわけで、最初から勉強をする気などサラサラなかったのだろう。本当であっても「ゴメンナサイ」で済む問題だ。依怙地になるほどのことではないのである。
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