草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

朝鮮半島の危機は去っておらず警戒を怠ってはならない!

2018年08月28日 | 安全保障

金正恩はトランプを騙せると思っているのだろうか。トランプは騙された振りをして、徐々に締め上げていくのではないだろうか。去る6月12日にシンガポールで開かれた米朝会談での約束はまったく履行されていない。このままアメリカが黙っているようでは、北朝鮮を付けあがらせるだけである。米国にまで届くようなICBMの開発も進めているようで、時間稼ぎをして現状を固定化したいのだろう。トランプはトランプで北朝鮮との対話にも限界があることを知っていたはずだ▼ポンぺオ米国務長官が来週に予定していた訪朝が延期となった。トランプの指示によるもので、朝鮮半島の非核化での進展が見られないために、業を煮やしたのではないだろうか。今後の成り行きが注目されるが、以前のように軍事的な面での圧力を強化することになるだろ。トランプは見せしめとして、シリアに行ったような巡航ミサイルによる武力行使に踏み切る可能性もある▼朝鮮半島の危機は去ったのではなく、より深刻化しているのだ。そうでなくても韓国の文在寅政権は北朝鮮の言いなりである。朝鮮半島が北朝鮮によって統一されたかのような状況は異常である。とくに韓国では国内をまとめる手段として、民族感情に訴えて外部に緊張をつくりだそうとしている。その相手はいうまでもなく日本である。軍事的に挑発をしてくるのは、中共だけではない。韓国や北朝鮮にも警戒を怠ってはならないのである。

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コメント (1)
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