安倍憎しの朝日新聞は、血迷っているのではないだろうか。知り合いが6月3日付の朝日新聞の「天声人語」をメールしてきた。朝日新聞など読む気がないので知らなかったが、あまりにも酷い文章であった。嘘を嘘で固めたまさしくフェイク報道である。明治維新150年にちなむ行事が、会津では全く行われていないかのような書きぶりである。会津では「戊辰150年」として、幕末維新の会津の先人の志を顕彰するイベントが目白押しである。「明治維新150年」というキャッチフレーズを使用しないだけだ▼朝日新聞をはじめとする進歩的な陣営は、あれだけ会津の封建性を批判したではないか。それが今ではガラリと態度を変え、長州人の安倍総理を袋叩きにするために、会津を利用している。白虎隊についても、通り一遍の浅はかなことを書いている。私たち会津人が東軍と西軍という言い方をするのは、会津にも「義」があったと思うからだ。だからといって、明治維新を全面否定するわけではない。敗れたとはいえ、会津人は教育者として、宗教家として、明治国家の建設に協力した。その代表が東京帝国大学総長を務めた山川健次郎である▼乃木希典の自刃に関して山川のコメントを載せたのは、大正元年9月17日付の大阪朝日新聞の「天声人語」であった。会津人の山川は「乃木大将は現代唯一の模範である」と述べ、長州人の乃木の死を悼んだのである。それと比べると「天声人語」も地に落ちたものである。
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