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選択の自由

2005-08-19 09:25:20 | Weblog
最初にお尋ねくださった方に。ありがとうございました。もう直ぐ出ると思います.
久司先生の翻訳本で、マクロビオティック健康診断法 といいます.出版社は日貿出版です。

マクロビオティックの原則、身土不二。この謎の鍵は生命の歴史、進化の歴史です.
私の前回の講座でも、このことに皆さん一番興味を覚え、これからの生活態度に影響を受けたとの感想でした.マクロビオティックは健康法ではありません.マクロビオティックはどのように生きていくかという自己選択です.

私には子供が四人いますが、子供達に人間に与えられた自由は一つ一つの局面でどちらを選ぶかという選択の自由だけと、いつも言ってきました.ユニークな思い出話があって、いつも可愛かったなと子供たちを思い出します.それはちょうど子供達の夏休み、ある日一人が夏休みの宿題をしたくないと言い出しました.私の答えは、じゃあ先生に叱られるか宿題をするかどちらかを選びなさい、でした.子供は考えた末叱られるほうを選んで思いっきり夏休みを遊びほうけ、自分のやりたいことだけやりました.

二学期が始まって学校でのこと.子供:お母さんが叱られることを選ぶならしなくていいといったので叱られるほうを選びました!
先生:じゃあ・・・チャン、いつまでかかってもいいから、二学期の内にやってきてね!

子供はとうとう叱られませんでしたが、課題はきちんとやらされました.自分の選択のほかに先生の選択もあるということを学んだ夏休みでした.子供って本当に可愛いですね.

私たちには幸せなことに食物を選択できる自由があります.でも生命の歴史では食べるか食べないかの選択しかなかったと思えます.生命が作ってきた体の構造、私達はマクロビオティックという道を知ったということに、この上ないありがたさと幸せを思います.



コメント (3)
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