菜の花の美味しい季節になりました。近頃ではいろいろな味わいの菜の花が手に入るようになりました。私の苦手は、ちょっとからし菜風の辛味のある菜の花・・・・・・菜の花は優しい苦味だけのものが好きです。
東京から中部地方に移ってまもなく2年が過ぎようとしています。東京吉祥寺にいた頃はおいしい野菜を手に入れるにさほど困りませんでしたが、ここは九州平戸と同じくなかなか難しい・・・・・・デパートにはそれなりにありますが、その都度出かけるのも大変・・・・・それで平戸にいた頃頼んでいた『ポラン広場の宅配』を思い出して、再度注文する事にしました。『ビオ・マルシェの宅配』と名前は変わっていましたが、同じ組織のようです。
先週届いた便のお知らせに、『白菜は薹が立って今季はおしまい・・・・・・・』、白菜が届かなかったのも残念でしたが、それよりその白菜の薹が伸びてくるのに、白菜の『菜の花』が食べられないことが残念でたまりません。白菜の菜の花は、特にやわらかい・・・・・・というか『スイート』というべきか・・・・・・弟の畑から採れた白菜の菜の花を美味しそうに食べた母の顔と声が思い出されます。優しい弟は母のために、最初の菜の花を摘んで、脇から伸びる菜の花も摘んでと、菜の花を長いこと収穫したものです。
もちろん私もおこぼれにあずかりました。あの白い菜の花・・・・・・・・母の思い出とともに決して忘れません。この幸せを持っておられる方は、どうぞお試しください!!!私も平戸に帰ったらまた弟に頼んでみたいと思います。或いはいつも無農薬野菜を分けてくださるHさんに頼んで薹立ちで抜いてしまう白菜を根っこからもらってまた植えようかと・・・・・・・・・それくらい優しい愛おしい味です。
私の春の味・・・・・セリと菜の花とわけぎ・・・・・わかめ・・・・・・そうそう先日平戸に帰った折には早くも『つわ』を食べました。そしてこちらに戻って『蕗』を食べました。どちらも油げか厚揚げかを添えて煮物にしました。フキの鮮烈な緑の香りに心が躍りました。今日はちらっと雪が降りましたが、東風のようでした。春を迎えているのだと思います。
それでは今日も:
私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!