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平戸に帰ってきました。

2014-06-05 09:58:28 | 平戸

今年度教室のスタートのため平戸に帰りました。帰りちょっとした都合で、特急みどりが夜汽車(?)になりました。夜行ってこんなに感傷的なものか…???と思いながら、真っ暗な車窓の向うを灯りを探しながら眺めました。

教室は無事スタートしました。今年は伝統的な日本の家庭が培ってきた技術を『核』にしたプログラムです。それもあっての私のブログカテゴリー『母から娘へ』を始めたのかな~と、ちょうどよかったと思います。

毎朝いつか記事にもした柿の木の若葉を目にしながら起きて、届けてくれる人がいるというのは本当にうれしいことですが、淡竹・そらまめ・甘夏・・・・・・久々に淡竹のお味噌汁を懐かしく食べました。こういったものはみんな『母の味』ですよね。子供の頃の思い出と重なって・・・・・折も折、母のお料理帳の一部を見つけました。母の手の後を感じています。

 

戻りは、大好きな田植えの終わった田んぼを見ながら平戸・田平を後にしました。まだ代掻きしただけの田んぼもありました。それから今度は午前中の特急みどりに乗って外を眺めていると、佐賀平野の麦畑が・・・・これは何とも見事な黄金色!!!!!麦わらって稲わらと違って、本当に根付きから穂の先まで完全に黄金色になるんですね~~~え。独特の美しい風景でした。

それから新幹線で愛知県に近くなると水田の苗はだいぶ大きくなって、すっかり青田でした。この地方のほうが早いのか・・・・・って、ちょっと意外に感じましたが、まあ早稲だったのかもしれません。でも私がとにかく好きなのは、玄(くろ)としか言いようのないような水田に、か細い植えたばかりのさみどりの苗が並んでいる水田です。心打つ色の風景です。

今回は『うちわエビ』を買ってきました。『カワハギ』も水炊き用に買ってきました。それから『みずいか』と『あご竹』も・・・・・いまではお砂糖の入ってないコリコリとしたちくわは貴重品なんです。ちくわは博多の駅ビルの中にある高田屋嘉兵衛というお店にあります。初めて寄った時、『ロシヤ帰りの社長さんのような名前ね?』って店員さんと話しました。夫はこれからしばらく平戸の味でほっとすることだろうと思います。

 

それでは今日も:

       私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!

コメント (2)
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