平戸に帰省しました。主人は約一年ぶり・・・・・私は4か月ぶり?????夏の平戸に帰って、夏草むんむん・・・・・そして懐かしい海の香りを嗅ぎました。今は埋め立てられて昔はもっと身近に迫っていた海が遠くなった・・・・・ような気もしますが、平戸の海はやはりそこにある!!!!!
そしてふと口から出てくるのは小学校で習った夏の歌。
我は海の子 白波の騒ぐ磯部の松原に 煙たなびく苫屋こそ 我が懐かしき住処なれ
今の平戸とは相当違っている・・・・・というより、私達が子供だった頃とも相当違ってはいるけれど、何だか懐かしい原郷のような雰囲気を醸し出す歌です。そしてたったこれだけの言葉数で、無限に近い膨大な思いをぶっつけてきます。現代の歌がひどく散文的でつまらない感じがするのは私だけでしょうか。
そして同じ『我は海の子』でも違った雰囲気を漂わせているのが、
我は海の子 さすらいの 旅にしあれば ほのぼのと・・・・・・
しみじみと?????『ささなみの志賀の都』なるものにあこがれを抱かせた歌・・・・・はるかなる歴史に心よさしめた歌・・・・・これは私にとって子供から大人への『我は海の子』です。
夫が今の仕事を最後にして平戸に帰ろうと言っていますので、今回の平戸でひとしお『我は海の子』を思い出しました。そして夏は時期ではないと言われているのですが、それでもオゴゼのお刺身とお汁を美味しくいただきました。どうやら平戸人の本性は『海幸彦』のようです?????