最近北方領土について報じられるようになってきました。戦後最大の懸案の一つと言ってよいと思います。ですが、『歯舞色丹の二島返還』でも仕方がないというのなら、懸案のままロシアと平和条約を結ばないで置いたほうが良いと思います。領土は経済問題でも政治問題でもありません。どうしても平和条約を結んで領土を割譲しようというのなら、せめて国後と択捉間に国境線を引いてほしいと思います。絶対に国後を譲ってはならないと思います。四島に住むロシア人が言っているのを聞きました。『我々はここに住んでいる!』・・・・・・それなら、私達も言えばよいと思います。『私達はそこに住んでいた。理不尽に占領され、無理矢理追い出された!』と。領土とはそういうものだというかもしれません。だったら、領土問題を解決せずにいてほしいと思います。ユダヤ人は放浪数千年?・・・・・イスラエルを建国しました。それが良いのか悪いのか分からなくなってしまいましたが、領土というものはそういうものだろうと思います。
先月は西部先生の一周忌でした。先生の北方領土についての発言はあまり知りませんが、北海道のご出身でしたからきっとお考えがあったのではと思います。私達はもっと北方四島の地理的位置と歴史を知るべきだと思います。