今痛切に感じることは、私たちが如何に混迷の時代に生きているか、ということです。かのローマ帝国も、塩野七生著『ローマ人の物語』ではありませんが、混迷の時代を混迷のままに生き危機の時代を迎え、そして滅亡していきました。私達も今そんな様相を呈した時代を生きています。そこを切り抜けるには、少しでも多くの人が現実を直視して自分の考えを確立する以外にないと思います。
そう思って探し当てた本の一つです。これは素人の目感覚で書かれた素直な本です。私たちを取り巻く様々な現状がよくわかってきます。コロナ騒動から、世界情勢まで、そして日本が取らねばならないこと取らなくてもよいこと、私達が考えなければならないことなどがよく分かってきます。どうぞお読みいただきたいと思います。