九州育ちにはお馴染みのこの長いお茄子・・・・・今日は最近はまっている簡単お漬物をご紹介したいと思います。以前お料理教室で作った『和み』さんの『イキな塩』で作った塩麹で和えるだけです。ただお茄子にはいくつかコツがありますので、それをご紹介します。
1.茄子は圧倒的になりつきの蔕の部分がおいしい(特にお漬物)。
2.かさついた実をしているが、水分が多い。
3.環境条件によって、皮が硬くなることがある。
というわけで、蔕の部分をきれいにむしって、なるべく残して細長めの乱切りにします。皮が硬いところは剥き取ってください。押しをかけられる容器に入れて、塩麹を多めに入れて混ぜます。私は30センチくらいの茄子に、塩麹を小匙3杯くらいにします。茄子は塩気をたっぷり入れないと、水が出てきません。蓋をして押しをかけます。一晩くらいで食べられます。驚くほど水が上がります。蓋を取って、そのまま水洗いして笊にあげ絞ってちょうどよい塩加減です。何のことはない『あちゃら漬け』の塩麹版ですが、これが絶妙な味のご飯のお供です。
きうりでも出来ます。きうりはすぐ水が出るので、塩麹は小さじ1にして、水洗いはしないで絞るだけで食べられます。最近のきうりは皮の青みが臭いので、なりつきの部分は多めに皮をむいたほうがおいしいようです。きうりは断然なりしもの色が薄いところが美味しいと思います。きうりは30分もすれば食べられますが、一晩置くとカリカリして違った味になります。
塩麹ですが、和みさんで塩麹キットを買えます。作ったものもありますが、簡単ですから自家製にすると毎日食べたにしても、一回分で三月はあると思います。お試しください。