ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

日常にない時空を楽しむ

2023-06-09 11:05:35 | 日本の美

水面に浮かぶように咲くスイレン。

 

まだ疎らだが、

池全面に咲き誇るとそれはこの世の浄土を思わせるような風景をイメージさせてくれる。

 

 

 

 

 

 

#睡蓮 #スイレン #スイレンの咲く季節 #水面に浮かぶように咲く #水生植物 #水の妖精 #日常にない時空を楽しむ 

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー

 

尾道・文化紀行  https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝統と新しい価値観が協奏し進化 【匠の手しごとフェア】

2023-06-08 15:00:31 | 伝統工芸

今月の5日まで阪神百貨店で「匠の手しごとフェア」が行われていた。その最終日に行ってきた。このような匠の技術やその伝承、そして匠が作り出す工芸品などを鑑賞するたびに心に響く感動がある。

 

今回のフェアで、とくに目に留まった店がいくつかある。まず一つ目が、将棋の藤井聡太七冠で注目を集める将棋盤などを製作する「熊須碁盤店」。藤井聡太七冠などが対局するときに使用される将棋盤を製作している宮崎県の会社である。展示されていた将棋盤が一盤ん百万円、表面の引かれている将棋の枠のラインと木目が並ぶように流れている。美しいとしか言いようがない木の塊である。高級な盤はすべて榧(カヤ)の木ということである。

 

続いて2つ目の店が、「つげ櫛(くし)」をつくる「櫛留商店」。当主で、現代の名工の称号をもつ森信吾さんが実演されていた。並べてある数々のつげ櫛のなかに16万5千円という値札が付いていた。ストレートに「この高額の理由は?」という質問を投げかけると「大きさとツゲの模様」という返事が返ってきた。やはり材料になる木が肝心のようである。商品の中には大相撲で床山さんが使う櫛も並んでいた。

 

3番目は、大阪・堺の鋏(はさみ)鍛冶の「佐助(店名の助は助の下に一がある)」。植木鋏・花鋏・盆栽鋏・包丁などを製造、販売している。日本で唯一の鋏の伝統工芸士である当主が店頭で実演されていた。佐助の鋏は刃のねじれが特徴と仰っていたが、門外漢にはそのねじれの意味が分からない。勝手な解釈をするなら使うほどに手になじむということらしい。

 

3店ともに職人技を存分に活かし最高商品を作り続けている。新しい時代に生きのびていく策はなんと言っても「匠の技」を絶えさせないこと。そして新しい時代の価値観を創りだしている。それらが協奏するかのように進化している。

興味深いことなので、新たな機会をつくり詳しく紹介したいと思っている。

 

 

 

榧(カヤ)の木で作られている、一盤ん百万円の碁盤・将棋盤 「熊須碁盤店」

 

 

 

 

名工の手づくり「つげ櫛」 「櫛留商店」

 

 

 

  

堺の鋏鍛冶の「佐助」の逸品 漆上げのワインレッドとグリーンの花鋏  鋏の写真は福助のHPより転載

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

#匠の手しごとフェア #阪神百貨店 #大阪梅田 #伝統工芸 #熊須碁盤店 #碁盤将棋盤 #櫛留商店 #つげ櫛 #佐助 #鋏鍛冶

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー

 

尾道・文化紀行  https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筆と顔彩の楽しさを知る 【仏画曼荼羅アート 泉佐野教室】

2023-06-06 11:02:22 | 仏画曼荼羅アート

仏画曼荼羅アートでは、仏画を彩色するのに段階的に進んでいる。初心者はまず鉛筆からスタートする。鉛筆で写し取り鉛筆画の単色の美しさを楽しむ。彩色段階に移ると、彩色の第一歩が色鉛筆。多色で表現すると仏画が華やかで美しく見える。そして、いまは筆を使用。顔彩という絵の具を使い彩色する。絵の具を使うことで、濃淡や明暗がつけやすく立体感がより増し、動の表現力を楽しめるようになる。

 

このたび、各教室共に美しい観音さまと般若心経を描いている。白の法衣が特徴の観音さまなので、白を基調にした微妙なコントラストを生むのがカギ。白色の絵の具と水分量、また他色を混ぜ合わせがポイントになる。皆さんそれぞれ、それを試しながら彩色したのだろう、と察しがつく。試行錯誤して得られるものは、次への大きな力になる。

 

6月の展示ケースを入れ替えた。鉛筆描きの曼陀羅の中心部の中台八葉院が目立つ。単色の中に蓮花の輪軸をゴールド色で描いているのが目立たせる決め手になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

作品制作/ 泉佐野教室の皆さん

 

#仏画曼荼羅アート #泉佐野教室の皆さん #美しい観音さま #百衣 #筆を使用 #個性溢れる #自分の感覚 #鉛筆にゴールド色

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー

 

尾道・文化紀行  https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瞬間を創造する「居合術の美」 【魅力あふれる法楽寺-その6<居合術>】

2023-06-04 13:16:39 | 日本の美

静から動へ、そしてふたたび静へ。その短い動きの流れのなかで、ほんのわずかな一瞬、動きが止まる。静止の瞬間(間)がある。刀剣と体(心)が一体となったとき、そこに美の姿が生まれる。そんな印象をもった。

 

法楽寺のたなべ不動尊大祭で奉納された居合術。居合を実際に見たのは、このたびが初めてである。動きの中から美しい瞬間を創りだす芸術のように思えた。武道の一つではあるが、 “日本の心と美” を感じさせる心技美の一体の世界ともいえる。この居合術に惹かれ多くの外国人が、日本や母国で稽古に励んでいるという。

このたびの奉納に参加した居合道の方たちは大阪の道場の塾長はじめとする日本や海外の塾生の皆さん。米国や豪州からこのたびの演武披露に駆け付けたというから、その熱の入れようは半端ではない。

 

この一日は、日本独特の伝統文化の根底に流れる、静と動、その礎になる心を鍛錬する大祭だったような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

#法楽寺 #大阪市東住吉区 #真言宗泉涌寺派 #たなべ不動尊大祭 #居合術 #奉納演武 #居合術の魅力 #心技美が一体 #静と動 #居合術の美

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー

 

尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪貝塚「寺西家住宅(有形文化財)」で、今月25日「乙女文楽」が開催される

2023-06-02 13:22:04 | 乙女文楽

 

 

昭和初期に大阪で誕生した一人遣いの人形浄瑠璃「乙女文楽」。

文楽はご承知のとおり、一体の人形を三人がかりで遣う「三人遣い」というスタイル。これに対し乙女文楽は、文楽の豊かな表現力を、たったひとりの遣い手によっておこなう。それも女性が人形と一体になって動く。人形遣いの動きがそのまま人形の動きに置き換えられ、人形と一体化し体と心が通い合って表現される伝統人形芝居。人形が生きているかのように踊り舞う。

 

その乙女文楽の公演が「光華座 乙女文楽の世界」と題し、大阪・貝塚市の寺西家住宅(国登録有形文化財)で6月25日(日)に開催される。国内外で多数公演されてきた人形師「吉田光華」さんと人形が一体融合し、「乙女文楽 幽玄の世界」を披ろう。

また、乙女文楽の継承者であり、改革者でもある吉田光華さんの貴重映像を交えながらの公演である。大阪で生まれた伝統芸能「乙女文楽」を、この機会にぜひ。

 

開場11時30分 開演13時30分

費用/ 3,000円 (食事つき)  2,000円 (食事なし・公演のみ)

問い合わせ・予約/ 光華座事務所 TEL 06-6697-4925  FAX 06-6697-4926

場所/ 寺西家住宅 (大阪府貝塚市西町12-7)

 

 

 

 

 

リポート/ 渡邉雄二

写真・チラシ/ 光華座事務所

 

#吉田光華 #乙女文楽 #人形遣い #人形浄瑠璃 #大阪で誕生 #乙女文楽の世界 #人形と一体 #寺西家住宅 #貝塚市

 

#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大使 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー

 

尾道・文化紀行  https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする