一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1078  老犬の涙目を拭く今朝の冬

2013年11月07日 | 

 15才と7か月のモモの老化の兆候は、半年まえから出始めた。頻繁に口が震えるようになった。車に跳び乗るとき、時々足を踏み外すようになった。呼んでも、動作が鈍くすぐ来ない。おすわりをしなくなった。ちょっと触っただけでも驚くようになった。

 そのモモが、体調を崩して7日経った。首が右に曲がったまま、真直ぐ歩けず、急ぐと時にころんでしまう。自力で食べたり飲んだりできない。餌や水を与えようとしても、顔をそむける。唯一の救いは、苦しんでいないこと。

「犬の最期」をYahoo知恵袋で調べると、以下のような意見があった。 

『自分で食べられなくなると、いつお別れが来てもおかしくないですよ。点滴で栄養を入れてあげても、少し延命ができるだけですね。静かにろうそくが消えるわけですから、何をしても仕方がないのです。生き物は、口から食べ物を入れ、消化して栄養にします。それができなくなるわけですから・・・無理に食べさせれば、拒絶します。誤嚥して肺炎を起し、苦しまなくてはなりません。消えそうなろうそくは、手でそっと炎を守ってあげるのが一番です。決して息を吹きかけて、炎を強くしようなんて思ってはいけないのです。そして彼らは本来、その寿命を悟ると、ひとり静かに群れから離れそのときを待ちます。なので、傍で、「がんばって」の言葉は掛けないであげてください。死ぬに死ねない・・・「ありがとう」って。』(Win031212さん)

今日は立冬。 「今朝の冬」は、立冬の朝を言う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする