一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1082  冬めくや男の美学なんて気障  桜子

2013年11月11日 | 

(ふゆめくや おとこのびがく なんてきざ)

 「美学」とは、「美とは何かを追求する学問」といえる。だから「男の美学」とは、女を強く意識した、女のための、男の考え方や行動のことと言える。

そこでインターネットで調べてみると、一般的には、「高倉健」や「ルパン三世」が、男の美学を体現している人物と目されているらしい。更に具体的に言うと

◎弱音、泣き言を言わない◎軽口を言わない◎強き(悪)をくじき、弱きを助ける◎女性を泣かさない◎孤独を恐れない(信念に生きる)◎人前で泣かない◎大義を大切にする

 ところが最近では、◎エステに通う◎足毛を剃る◎化粧をする◎口臭、加齢臭を消す・・・なども重要視されているらしい。

 この句の作者が、何をもって「男の美学」を言っているのか分からないが、いづれにしても、世の「男の美学」を研究する諸君。女性に気障などと言われては身も蓋もないのですぞ。

クロガネモチ

コメント
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