フランスの数学者ポアンカレが、1904年に予想した数学の命題が、ポアンカレ予想。私は、NHKスペシャルで見たが、この100年間に多くの数学者がこれに取り組みながら証明できず、中には発狂したり自殺した者も出たそうである。
ところが2003年、ついにこの難題をロシアのペレルマンが証明し、インターネットで発表した。その後、ペレルマンをアメリカに呼び、論文の説明を求めたが、ほとんどの数学者が解説を理解できなかったそうである。
さて、チンプンカンプンのそんな高等数学はどうでもよいとして、ポアンカレと名付けられたオス猫が、発情中のメス猫を求めて町をほっつき歩いているという。
猫の行動や考えを理解するのだって、実はポアンカレ予想くらい難しいかもしれない。いや、それ以上かもしれないのだ。