一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1152   凍返る大道芸も生くるため   朋子

2014年02月22日 | 

 私が大道芸を見たのは、10数年前に一度きり。私の推測では、彼らは誰かに雇われているのではなく、自由気ままに旅から旅へ、体一つで生活している旅芸人ではないのだろうか。でなければ、あんなに楽しそうに、一生懸命やれるものではない、と思う。だから、この句のように「生きるため」という悲壮感を私は全く感じなかった。

 生活は大変かもしれないが、自分の好きなことをやっていて、特殊な技能を磨いて人々を笑わせたり、感動させたりしているのだから、とても素晴らしい仕事だと思う。

侘助

コメント
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