一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1143   春浅し慣れぬ手つきの注射針   道子

2014年02月13日 | 

 同じ人間でありながら、静脈が浮き出ているタイプAとそうでないタイプBがいる。血液採取や静脈注射の時、私はタイプAだから良いけれども、Bタイプは大変である。

 Bタイプの場合、相当の熟練看護師でも一発で静脈を探し出してうまく刺すのは難しいのである。何度やっても肘のところがダメで諦め、手の甲にしてもダメで・・・・・結構痛いらしく、第三者として腹が立って見ていられない。

 まして、経験不足の慣れぬ手つきであったら、Bタイプの患者はきっと痛みと共に恐怖感を抱くに違いない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする