♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

NHK歌謡コンサート

2005年09月13日 | 演歌・歌謡曲
きょうのNHK歌謡コンサートは、正直なところ個人的にはあまり好みではない歌手が多かった中で、夏川りみ「ココロツタエ」、長保有紀「城ヶ島雨情」の2曲が光っていた。テーマが「過ぎ去りし夏、追憶の歌」であり、「ココロツタエ」は、まもなく閉幕する愛・地球博になごりを惜しんでの熱唱という感じだった。
「城ヶ島雨情」は、やっと歌コンでの披露がかなったかというところだが、まだまだヒット中だけに、これでさらに勢いをつけてもらいたいものだ。長保有紀は唄っているときも、唄い終わったときも実にいい表情をする。衣装も優雅で洗練された和服で素敵だった。


以下苦言を述べるが、不愉快な向きはご容赦願いたい。
内藤やす子「想い出ぼろぼろ」は、前にも歌コンで唄っていたと思うが、なぜこんな昔のヒット曲を何度も唄わせるのかわからない。また、UNなんてデュオは韓国で人気があるのか知らないが、なぜわざわざ出演させるのか不可解だ。
その反面、現在ヒット中の曲がなかなか出演させてもらえない。
オリコン演歌チャート上位の、大川栄策「駅」、神野美伽「雪簾」、多岐川舞子「南国土佐に雪が降る」、川野夏美「じょんがら恋唄」、竹島宏「昼顔の花」あたりをどんどん出演させるべきだ。歌手の実力と楽曲のよさで売れている曲をメディアが後押しする形でないと大ヒットは生まれない。
ナツメロは特集番組を組んでやればいい。売れてもいない歌手を何度も出演させる必要はない。
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ひるの歌謡曲・歌謡スクランブル

2005年09月12日 | 演歌・歌謡曲
今週の「ひるの歌謡曲」は、川江美奈子が司会で、取り上げる歌手はポップス、ニューミュージック系である。きょうは宇崎竜童だった。代表曲の大ヒット「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は21世紀バージョンで、バックコーラスは何と都はるみ、小林幸子という豪華版だった。
「アダムな夜」という曲は演歌っぽい感じ。「イミテイション・ゴールド」のセルフカバーが興をそそった。

そして「歌謡スクランブル」は、ふるさと演歌集の1日目。ふるさとをテーマとした演歌は昔も今も定番である。
きょうもなつかしい曲から最新の曲まで、いろんな歌手の曲がかかった。冒頭の野路由紀子「私が生まれて育ったところ」は特になつかしい。バイト先の町工場でラジオから流れていたこの曲が耳に残り、それ以来、彼女のファンとなって、演歌そのものにも関心を持つようになったきっかけの曲だ。
北原ミレイ「潮風の吹く町」は、聴いたことがある曲だと思ったら、オリジナルは森田由美恵という歌手が唄っていた。この曲をあさみちゆきがカバーしても合うだろうなと思った。
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9月新曲(続き)

2005年09月11日 | 演歌・歌謡曲
11日は極めて多忙で自由な時間が取れそうにない。それで安易ではあるが、9月新曲の続編ということでお茶を濁しておきたい。もう日付も変わったし問題ないだろう。
9月新曲の中で、異色作、注目作と思えるものを追加して取り上げてみたい。

まず野村将希の「一度だけなら」で、これは言わずと知れた昭和45年の彼のデビュー曲にして代表曲なのだが、今度セルフカバー曲で新しく出ることになった。Yahoo!ミュージックのコメントには(昭和の名曲でもあるデビュー曲「一度だけなら」が、大人の男らしい渋味の溢れる声で蘇る。懐しくも新しい出来栄え。)とある。試聴すると確かにオリジナルの甘い声に比べ、随分渋い感じに仕上がっている。私はずっと以前からこの曲をカラオケの十八番にしているが、新しいカラオケの規範ができたと思っている。

つぎに八代亜紀の「白い花」だが、これは前に歌謡スクランブルのホットミュージックで聴いている。そのときはアルバムの中の曲として紹介されていた。これもYahoo!ミュージックのコメントだが、(2005年6月に発表されたデビュー35周年記念ミニ・アルバムからのシングル・カット曲。JR東日本のテレビCMキャンペーン・ソングとして流れているもの。)とのことだ。イントロのピアノの優しい調べが印象に残る曲だ。八代亜紀の別な一面をうかがい知ることができるいい曲で、シングルカットされたのもうなずける。

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9月新曲

2005年09月10日 | 演歌・歌謡曲
演歌・歌謡曲の9月発売の新譜情報を見てみると、8月のちょうど2倍の32曲という多彩なラインナップである。
私としてはもちろん竹川美子の2年5ヶ月ぶりのセカンドシングル「室津のあなた」を強力に薦めたい。「江釣子のおんな」の実績をベースに、それを上回るヒットを願っている。

その他で注目したい曲も多い。まず真木ことみの「きずな川」は、「いのち川」「旅路川」と続く川シリーズ3曲目というわけだが、試聴した印象ではイントロが「いのち川」に似ていて、売れそうな予感がする。
みずき舞「夕なぎ岬」は、彼女の声や唄い方に合った歌謡曲風のさわやかな演歌で、じっくり聴きたくなる曲だ。
神園さやかの企画シングル「おじいちゃん」は、NHK教育テレビの番組でゴスロリファッションで唄って話題を呼んだ曲だ。面白い企画なので注目したい。
タイトルどおりに異国情緒たっぷりの三代目コロムビア・ローズの「異国の華」、椎名佐千子がはいからさんスタイルをやめて気分一新で取り組む「恋勿草」も注目だ。

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川野夏美のマイセレクション

2005年09月09日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、川野夏美のマイセレクション。やはり彼女の場合も演歌が大好きな父親の影響で、歌が好きになったとのこと。
思い出の曲は、父親の十八番で、彼女も幼いときによく唄ったという細川たかし「北酒場」、地元のカラオケ大会でよく唄ったという坂本冬美「祝い酒」、そしてオーディションを受けた曲の島津亜矢「桃色鴉」の3曲だった。「桃色鴉」はさすがに彼女の歌唱力を発揮するのに向いた曲だと思う。

好きな3曲は、ドリームズ・カム・トゥルー「スノー・ダンス」、南こうせつ「夢一夜」、キム・ヨンジャ「北の海明け」だった。

持ち歌3曲は、デビュー曲「あばれ海峡」、Natsumiとして出した「紙のピアノ」、そして新曲「じょんがら恋唄」だった。「紙のピアノ」を持ってきたのは少し意外だったが、彼女もナレーションで言っていたように、ふだんとは違う一面を見てほしいということで、それなりに思い入れの強い曲なのだろう。私もこの曲はもっと売れると思っていたのだが、歌詞が直截的なところがよくなかったのかもしれない。

新曲「じょんがら恋唄」にかける彼女の心意気は相当なもののようで、未練や孤独を抱えながら前向きに夢を求めて歩いて行こうとする女性を描いていると熱く語っていた。もろさだけでなくたくましさも描かれているところが気に入っているとのことだ。その夏美の思いに共感しながら聴くのがいいと思う。
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