社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月12日(月)

2010年07月12日 22時53分09秒 | 2010年

  諸事情により、週末の日記は後回し。

  5時30分起床。ワールドカップの決勝戦は、延長戦だけ観た。昨日寝るのが遅くなったために朝起きられなかったのだが、一応イニエスタの決勝ゴールもスペインの優勝も見届けることが出来たので、まあ良しとしよう。

  午前中は、国からの受託事業に関する起案を3本作る。これは市役所時代にも感じたことだが、この手の決裁システムは情報の共有化や責任の所在の明確化に長けている反面、意思決定のスピードが圧倒的に遅いという欠点がある。そして、私は基本的にせっかちな人間なので、この欠点ばかりに目が行ってしまう。そうかといって、このお役所的なシステムを払拭するのは難しいだろうから、現在紙ベースで回しているものを、将来的にはWEB上で全て決裁できるようにする等の工夫をすることで、欠点をカバーするというのが妥当なところだろう。それまでは、ダラダラと回っていく起案が返ってくるのをモヤモヤした気持ちで待つ日々が続きそうだ。それとも、そのうち慣れるだろうか。

  昼食は、先輩とコリアンダイニングへ(私はプルコギ丼を食べた)。先輩は私より4歳年上で、数年前に結婚されているのだが、そんな彼女の結婚についての話はかなり興味深い。複雑な親戚関係や子作りへのプレッシャー、将来の介護についてなど、夢物語ではないリアルな「結婚」がそこにはある。しかし、普段の彼女の姿や話からすると、そうした問題点をはるかに凌いで余りある魅力が、結婚にはあるように見える。そのような幸せな結婚は、単純に良い相手を選んだ結果なのか、それとも何か別の要素が絡んでいるのか。「結婚」という選択がまだこれから先に控えている(と思いたい)側としては、そこが気になるところだ。

  午後からは、これまた事務作業。しかし、いつもは1日中オフィスに篭っていると悶々とするのだが、今日は集中力がすこぶる高く、仕事がやけに進んだ。オフィスに人が少なくて静かだったことや、電話がほとんど鳴らなかったこともありがたかった。

  18時前に退社し、19時半前に帰宅。帰りの電車の車内では、新子安に到着する前ぐらいから王子に到着するまでの約1時間、完全に爆睡した。夕食と入浴を済ませてから、ダラダラと夏休みの計画を立てる。何だかんだで、もうあと2週間だ。少なくとも、交通手段と宿泊先はそろそろ確保しておかないと。