花見に時を合わせ、市内男沼(おぬま)と女沼(めぬま)を結ぶレンガ敷きの小路を夢の灯篭、1000基が灯った。男沼の辺りにある神社と女沼の弁天様を参拝すると、二人の恋の想いが叶うと言われる。50年も前を思いおこして、夢の灯篭道を昨夜散策してきた。小路を燈す灯篭は夜陰になってから雰囲気が出てくる。桜の下では和太鼓で賑わいを、沼のほとりでは揃いの着物(浴衣)で踊り子たちが土地の民謡を流していた。けさは彼岸もとうに過ぎたというに寒さのぶり返しに、咲きかけた桜の花もひと休止している。長持ちの花見が出来るというものである。<岩殿山荘主人>
<夢灯路 19:26>
<桜の下で和太鼓の競演 19:00>
<沼のほとりを流す踊り子連 19:22>
<夢灯篭灯るころ、東の空に三日月が 18:41>