川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

疫病除け・フセギ

2017-07-02 11:14:47 | エッセイ風
 きょう7月2日は、<去年は7月3日>(日曜日)地区の会館に古老たちと班の役員たちが集まり、昔から言い伝えを守り、地区の四隅の入り口、東西南北の4ブロックに分かれて悪魔祓いの藁人形<フセギ>を作り4つの角入り口から入って来る疫病を竹竿の先に立て、封じたものである。
 
<歴史・伝統・言い伝えによれば、>
享保6年(1721)に疫病が流行のことからはじまり、悪魔祓いの行事でのことである。
 その悪魔祓いのシンボルである、わら細工で作る男女の性器を模したもの、この形を地元の古老たちが若い世代に教え伝承していく・・・のです。
 このわら細工の作成作業が地元会館で8時開始なのでだいぶ進んでいる。<8:49>
 終って、北方面の桜の古木に吊るされた。わたしは作成作業には用事で加われず、掲げ吊るされた「疫病除け」の藁人形<男女の性器を模したもの>を撮り掲載しますのでご覧なってください。
 梅雨時のジメジメした季節、疫病にかからない様に努めてください。

 フセギの藁人形の取材に訪れた大東文化大のOGの方が興味をもって写真を撮っておられたので、わたしもブログで発表していますと申し添えておきました。
 <いわどの山荘主人>

 <桜の古木に立て吊るされたフセギ 9:46>


<アップ 9:47>



 <全景 9:47>


 <フセギに興味をもたれる、大東文化大OG、古木の前で 9:50>