さっき小耳に挟んだのだが、最近少年野球などで、ピッチャーをやりたがる子供が減っているという。驚いてしまった。なんだかんだ言っても、野球においてはピッチャーが一番目立つポジションであり、憧れの的だと思っていたからだ。僕は野球をほとんどやった事ないが、一番上手な子がピッチャーになる、くらいは知ってる。なりたくてもなれない、それがピッチャーだったはずなのに...
聞く所によると、負けたら責任を負わねばならない(勝利投手、敗戦投手なんて言うくらいで)ピッチャーは割が合わない、と親が止めさせるケースが多いという。でもって、もっと無難なポジションを選択させるとか。無難なポジションって何だ? まさかファーストとか言ってるんじゃないだろうね。球を取り損なっても、大抵の場合投げた方にエラーがつく、とかなんとか。
これは、悪しき勝利主義の影響なんだそうな。打たれて負けたら、後で何言われるかわからない、だからピッチャーは損だ、という事らしい。勝利主義云々、とは違うような気もするが。
てっきり、完全試合目前でチームの勝利の為に代えられる、なんてバカらしくてやってられないよ、なんて言う子供が、ここ4~5日で急増したのかと思ってしまった(爆)
しかし、子供の頃からリスクを避ける選択をするようでは(しかも、親が先導している)、この子らの将来には、何の期待も持てないな。楽しておいしい所だけ取りたい、という事なんだろう、要するに。そういうのって、サイテーだとオジサンは思うぞ(笑)
そんなにリスクを負うのがイヤなら、野球より綱引きでもやればよろしい。あれは、勝っても負けても責任の所在がはっきりしないからいいと思うが(笑)
でも、それなら、全ての責任はオレが取るから、オジサンにピッチャーやらせろ、と言いたくなってしまうね(爆)