キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

中高年独身者の思考

2020年07月04日 | Topics & Diary
退職して1カ月が過ぎた。これまで34年間、職場で多くの中高年独身者と付き合ってきた。
若い時は、自分の事に精一杯で他人の事を気にする余裕も無かったが、中年になり未だに
独身でいる友人や知人の事を振り返ると、彼等の考え方、思考パターンは共通する部分がある
ことに気がついた。これは自分と関わった数十人の人達の傾向であり、必ずしも世間一般の
独身者に共通するわけではない。
自分は中年妻帯者だが、老後独りになる可能性がある。自分への戒めとして書き留めておく。
中高年独身者の思考パターン
・俺の話を聞け(途中で話に割り込まれないように、途切れなく話をする)
・他人の話は俺の話(他人が話している内容を俺の話にしてしまう)
・自慢話が好き(俺はこんなモノを持っている。こんな事をしてきた。凄いと言われたい)
・自画自賛(俺は凄い。俺しかできない。俺しか知らない事がある)
・自分に都合の悪い話は無視(俺の話に反論、横槍は許さない)
・虎の威を借る(自分の意見に合う論文、見解を持つ有名人の権威を借りる)
・大きな話が好き(政治、軍事などの世界情勢。俺は知ってるが、お前は知らないだろう)
・陰謀論が好き(マスコミ報道しているけど、実はあれは全てフェイクなんだ、、)
・自分の見解でお節介なアドバイス(あいつはこういう奴だから気を付けろ)
だいたいこんなパターンが多い。最近、サヨクの輩が危ないと言う人が多いようだが、
そういうあなたの方が危ないかもしれない。(因みに今日はアメリカ建国記念日)
自分もそうならないように気を付けたい。

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蕎麦屋のカレーは旨いか。

2019年11月14日 | Topics & Diary

競馬観戦に行く時に、駅前の蕎麦屋に寄ることがある。蕎麦屋なので、だいたい蕎麦かうどんを頼むことが多いのだがその日は、お腹が空いていたので、麺をやめてメニューにあったカツカレーを頼んだ。出てきたのは、油っこくて薄いのになかなか噛み切れないカツが乗った具の無いカレーだった。まあ400円のカレーなので、値段を考えると味をとやかく言う筋合いではない。とりあえずお腹は満たされたし、カレー喰って元気が出てきたので、そのまま競馬場へ向かった。その後、競馬を楽しんだ帰りに知人に、昼飯は蕎麦屋でカレーを食べたという話をしたら「蕎麦屋のカレーは美味かったでしょ」と聞かれた。美味くも不味くもなかったと答えると、そんなはずなないと言う。
彼によると「蕎麦屋のカレーは美味い」という定説があると宣う。どこでそんな情報を仕入れたのかは知らないけれど、ネットを見ていたら新潟の万代バスセンターにある「万代そば」のカレーが美味いとの評判らしい。新潟出身の彼はその事を言っているのかもしれないが、その店が美味いからと言って、どこの蕎麦屋でもカレーが美味いわけではない。美味いか不味いかは、そのお店次第なのだ。
蕎麦屋は蕎麦が美味いはずだし、カレー屋はカレーが美味いはず。もし蕎麦屋のカレーが本当に美味いなら、なぜカレー屋にしないのだろう。


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ブログの意味とは

2019年09月06日 | Topics & Diary
先月、会社で知り合いだった男性が台湾で潜水事故で亡くなった。
決して親しい間柄ではなく、会ったら挨拶する程度の方だったが、死亡したというニュースを聞いて大変ショックだった。彼の冥福を祈りたいと思う。
このニュースを聞いて、いろいろ考えることがあった。元気だった人が、突然この世から去ってしまうと、残された人には彼の考え方、生き方を知る術がない。今は終活と言って、高齢の方は残された家族に宛てて意思を伝えるのがブームになっている。高齢者でそのような準備をする時間があれば、残された家族も安心だが、家族がある若年中年の突然死ほど難しいものは無いと思う。自分も40代に三度、大腸からの大量下血で入院した。その時考えたのは、もしもの時にどうやって家族に自分の生き方や考え方を伝えるかということだ。毎日のようにブログを書いているのは、ライフログの意味合いもある。自分の行動や思い、考え方を盛り込んで、家族へのメッセージとしているつもりだ。ただ一度しか無い人生なのだから、何か自分なりのものを残したい。
競馬の事や下らない話題でも何でもいい、思ったこと考えたことを残すことは、重要ではないか。死亡事故の話を聞いて、ますますそう思うようになった。

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美味いもの

2019年06月28日 | Topics & Diary
時々、競馬仲間と美味いもの談義になる。
彼の持論は、「日本で一番美味いものは、東京にある。何故なら、地方の農家は一番美味いものを一番高く売れる東京に出荷するからだ」という。でも、それはマスコミ情報の受け売りだと思う。あるいは願望に近い。高く売れる=美味いものではないのだ。そこを勘違いしてはいけない。見栄えが良いもの=高く売れる。農家はそうやって選別している。地方の農家の出荷状況を見ていれば一目瞭然。見た目で選別しているのだから。一個一個味見をして、出荷しているわけではない。
仮に東京に美味いものがあったとしても、彼の口には入らない。高価なものは買えないからだ。なので、東京に美味いものがあっても、食べられないということになる。彼には関係ない話だ。
結局、この話のような美味いもの談義は成立しない。あくまで、美味いか不味いかは、個人の主観。であれば、料理下手の奥さんが作ってくれた料理でも、美味いと思って食べたほうが幸せだろう。

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世の中カネ軸

2019年06月06日 | Topics & Diary
年金の2000万不足問題が話題になってから、毎日カネの話ばかり。
お金は確かに大事なのだが、生き方をどうするかをもっと考えたほうが良いと思う。結局、年金でも貯金でも持っているお金で遣り繰りするしかないのだから、持てるモノでどんな生き方をするかを考えるほうが大事だと思う。お金が大事なら老後も働けばいいし、働きたくなければ質素な暮らしを楽しめばいい。ただそれだけのこと。
カネ軸で物事を考え出すと、損得だけが基準の人生になってしまいそうだ。例えばコレクターの中には、箱に入れたまま閉まっておく人も多い。それで将来の値上りを期待しているのだが、タンスの肥しになったりする。結局、本当にモノが欲しいのか、お金が欲しいのかという話になる。それなら最初から買わずに、お金を持っていたほうが良いと思うけれど、そういうわけでも無さそうだ。値上りを期待して買うモノは、馬券と同じ。コレクターと言いながらも、やっていることはギャンブルなのだ。

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歴史を学ぶ意味

2019年05月24日 | Topics & Diary
小学生の頃、考古学が好きな友人の影響で「歴史」に興味を持った。
福岡に点在する古墳へ行ったり、志賀島の金印発掘地や元寇防塁跡など遺跡を見に行った。歴史を学ぶことの面白さに目覚めた頃の話だ。歴史を学ぶということは、物事を「時間軸」で考えるということだ。過去の因果関係を知り、何をすればどうなるということを事例を通じて教訓を得る。これを将来に活かしていくことが大事だ。
未来は何が起きるか判らない。だから歴史を学んで未来に起きそうな事を想像し予測する。その礎となるのが歴史教育なのだ。




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花粉症発症

2019年03月08日 | Topics & Diary
昨年の今頃、朝の電車を待つ時にクシャミがでるようになった。
風邪だと思って、風邪薬を飲んで何とか凌いだ。しかし、今年も同じ症状が出たので、病院で相談した。「花粉症かもしれない」と先生が言うので、薬を処方してもらった。薬を飲んだ翌日は、症状が出なかった。つまり「花粉症を発症した」ということだ。
関東に来て33年。花粉症にならずに何とか持ちこたえたが、やっぱりダメだった。

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元旦

2019年01月01日 | Topics & Diary
今年も良い年でありますように


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Facebookのマナーについて

2017年05月09日 | Topics & Diary
Facebookをやっていると、知人の日常や考え方がよく判る。
自分自身は、投稿には一定のルールを決めて、他人が不快にならないように気を付けているつもりだが、それは読み手の感情なので、実際どうなのか判らない。一般論として投稿者の年代が上がると共に、日常の生活の紹介だけでは飽き足らず、過去の凄い自慢話や成功談を投稿するようになる。自慢話には、更に凄い自慢話でコメントし、それに対して更に凄い自慢話で応える。
そうやってお互い気分を害して疎遠になり、疑似友達関係が解消する。Facebookを止めた人を何人も知っているが、きっかけは大体「自慢話」が原因だ。自慢話を読まされる方は、だんだん嫌になってくるものだ。なので投稿する時は、面白いコメントや失敗談を入れるようにしたい。失敗談は、読み手に安心を与える。
SNSを長く続けたいなら、凄い自慢話があっても、そういう気配りが必要だと思う。

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過去の記憶~東京の思い出①③

2017年01月05日 | Topics & Diary
東京カルチャーショックの続き、、。
・お店の行列 並んでも待つ根性
東京に来て初めて見た不思議な光景、ラーメン屋に長蛇の列。ラーメンなんてそんなに大した食べ物ではないと思っていたので、ラーメン屋に並ぶ人達を見てビックリした。行列に並んで、1時間待っても食べたいという気持ち、その根性が凄い。1時間待って、並んで待っている後ろの人達を気にしながら、そそくさと10分で食べる。それで本当に味が判るのか?そういう食べ方は嫌いなので、行列を見たら他の店を探す習慣になってしまった。

・美味いものの定義
美味い物の定義は難しい。東京に来るまで、食べ物の美味い不味いを意識したことが無かった。出された食事は、どんなものでも美味しく頂く。我家ではそういう躾だった。美味い不味いは気持ちの問題だ。美味いと思えば、美味くなる。東京では、一般的に高価な料理=美味いという認識がある。その意識があると、高価な割に美味しくないとか、所詮安い料理だから不味いとか、そういう話になってしまう。いつも絡むのはお金だ。お金でモノの価値を決めてしまう。それが東京の悪い習慣だと思ったが、今はどうなんだろう。何でも金で価値判断する悪影響は地方にも及んでいる。高価な料理を食べて自慢するSNSを見ていると、あまり変わっていないような気がする。

東京には、全国から美味いものが集まってくる。経済力で優る東京の優越感みたいなものがある。埼玉在住なのに、東京の豊かさを誇る人もいる。でも高価な料理は、お金が無い庶民には手が届かない。東京には美味いものがあると自慢しながらも、食べられないもどかしさみたいなものを、先輩達の話から感じることが多かった。

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過去の記憶~東京の思い出①②

2017年01月04日 | Topics & Diary
東京カルチャーショックの続き。
・タバコのマナーについて 職場の場合
生涯、喫煙とは全く無縁の私は、タバコの煙害(今は使わない言葉だが)をいつも気にしていた。初めて赴任した勤務先の天井は黄色かった。白かった天井の通風孔は茶色になり、ニコチンがベッタリ貼り付き、粘液が上から垂れてくるのではとヒヤヒヤした。先輩達は左手にタバコ、右手に鉛筆。タバコをプカプカ吸いながら話をする。吐く息が物凄く臭い。机の上には灰皿があって、タバコの灰が積もっている。灰皿の周囲も飛び散った灰が落ちて汚い。喫煙者はコーヒーが好きで、飲み終わったカップも灰皿代わりに使う。コーヒーの残りとタバコの灰で異様な臭いがした。タバコ中毒も多くて、唇が紫に変色し、歯は真っ黄色、手がブルブル震えている人もいる。そんな職場環境だったが、年と共に改善して、最初は分煙だったが最終的に時間帯制限付きの全面禁煙になった。

・タバコのマナーについて 映画館の場合
1980年代当時の映画館は、座席指定も入替も無く、映画の途中からでも好きな時に入って好きな時に出れた。座席も自由。なので、東京では良い席で見たい人は早くから並ぶ。結局「座席権」を確保するのは、電車と同じ。いつもガラガラで並ぶ必要の無い地方の映画館では見た事が出来ない光景だった。館内ではタバコもOKで、立ち昇るタバコの煙が映写機からの光に照らされてよく見える。左手にタバコ、右手にコーヒーを啜りながら映画を見る。コーヒーカップが灰皿代わり。カップの底に少しコーヒーを残して、タバコを投げ込んで消火する。映画が終わったら、足元の床にカップを置いてそのまま出ていく。時々それに足を引っ掛けて倒してしまい、床がタバコ&コーヒーで臭くなる。タバコが気になる私は、決してそういうオヤジの近くには座らないようにしていました。

・タバコのマナーについて 飲み屋
何でもアリ。タバコを吸うのは大前提。むしろ吸わないでいると「何でタバコを吸わないのか」と先輩に説教される。先輩のポリシーでは、タバコが健康に良くないのは判っているけれど、吸わない方が精神衛生上もっと良くないのだそうだ。喫煙者の不思議なロジック。私は吸わないけれど、吸っている先輩より精神的に大人だと思っていた。

タバコを吸った経験が無かったので、喫煙者の実態を知らなかった。東京の人は禁煙が流行っていると聞いていたのに、この実態は不可解だった。
ま、喫煙マナーに関しては、田舎もあまり変わらないけれど、東京は人数が格段に多いので、気になって仕方がなかった。

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過去の記憶~東京の思い出①

2017年01月03日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。初めて住んだのは神奈川県川崎市の小田急線沿いの登戸。その後、埼玉県へ引越ししました。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
30年前の当時、東京で見るもの聞くもの全てが、ちょっとしたカルチャーショックでした。
・タバコのポイ捨ての多さに閉口した話
朝の通勤ラッシュ時に駅のホームで待つサラリーマンが、電車が近づいてくると一斉に線路へタバコをポイ捨て。ポイ捨てできない人はホームに落として、足で火を消す。タバコを吸うと痰が溜まるのか、ホームでペッペと唾を吐く。その後は、ポケットから仁丹を取り出し、口に入れて電車に乗り込む。多くの喫煙者がこのルールに沿って行動していました。今では禁煙マナーも良くなりましたが、当時は酷かった。今はもう昔の話。日本人はマナーが良いなんて誰が言ったのだろう?
・整列乗車マナーの実態
「東京人はマナーが良い。電車に乗る時は必ず列に並んで電車を待つ」そう東京出身の先輩に教えられて素晴らしいと思った。しかし、駅で見ていると実態は違うような気がした。
何故、列で待つのか、それは「座席の権利」を得るためなのだ。東京への通勤は長い。だから座って行きたい、座るためには人より早く乗り込まなくてはいけない。そのために少しでも前列に並ぶ。横から乗る人を許さない。早く乗り込むための権利だ。座るのが無理そうだったら、次の電車の列に並ぶ。結局、マナーというより、乗る権利や座る権利のために並んでいるということだ。実際、電車がガラガラの時は誰も並ばない。
・電車内の風景
東京への通勤は長い。今はスマホやゲームで過ごす人が多いが、当時のサラリーマンの通勤電車の暇つぶしは、新聞、週刊誌、マンガだった。駅の売店で買って、車内で読み、終わったら荷物棚の上に置くか、ゴミ箱に捨てて職場へ行く。
私の上司は、通勤時によく同じ電車に乗っていたが、駅でスポーツ新聞を買って電車に乗り、駅のゴミ箱に捨てて、いつも手ぶらで出社していた。仕事の情報源はスポーツ紙。勘・経験・度胸(KKDと言った)で仕事をしていた時代だ。

九州で過ごした学生時代、電車で通学した経験が無かったので、電車通勤の実態を知らなかった。東京人はマナーが良いと聞いていたのに、この実態は不可解だった。

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※1980年代の風景~不思議な金持ち自慢

2015年03月09日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
【不思議な金持ち自慢】
自動車の左ハンドルを自慢する先輩がいました。(当時は、高価だった外国車が左ハンドルだったので)洋服のブランドを自慢する先輩がいました。(ラルフローレン等、高価な服が流行った時代)高価な自宅を自慢する先輩がいました。(埼玉から2時間掛けて通勤していたが)バイク自慢、カメラ自慢、時計自慢、オーディオ自慢、、。とにかく拘りのモノを自慢する先輩方が多かった。(地方人には不思議に思う「住んでいる場所自慢」や「良いモノを食ってる自慢」もありました)
逆に言えば、自慢するものがモノしかない気の毒な人達。高価なモノを買うお金があると言いたいだけ。自分で創ったモノや唯一無二の自分だけのモノだったら、値段がつけられない価値があるけれど、お金で万人が買えるモノには、それほど価値は無い。こんな事を言うと「キミは貧乏だからだろ」と言われるので、黙っていた。(^^;)
全てはカネ次第。カネを持っている人が優位に立てるのが東京なのです。
東京の人には不思議な習性があると思いました。「人との違いをアピールしたい。でも人と同じでないと不安」という相反する感情です。「自慢」や「自画自賛」したがるのは、他人との違いをアピールしたいから。でも流行に乗り遅れたくないし、個性を出し過ぎて「変な人」とも思われたくない。承認欲求が強く、人との違いを強調したいけれど、仲間外れは怖がる。着地点が微妙な感じなのです。

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※1980年代の風景~お店の行列、美味い物の定義

2015年03月06日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
【お店の行列 並んでも待つ根性】
東京に来て初めて見た不思議な光景、ラーメン屋に長蛇の列。ラーメンなんてそんなに大した食べ物ではないと思っていたので、お店に並ぶ長蛇の列を見てビックリしました。行列に並んで、何時間待っても食べたいという気持ち、その根性が凄い。
待って自分の番が来たら、待っている後ろの人達を気にしながらそそくさと10分で食べる。それで本当に味が判るのだろうか?そういう食べ方は嫌なので、行列を見たら他の店を探すことにしました。食事はゆっくり落ち着いて味わいたいものです。
【美味いものの定義】
そして何度も書いたが、美味い物の定義は難しい。東京に来るまで、食べ物の美味い不味いを意識したことがありませんでした。出された食事は、どんなものでも美味しく頂く。我家ではそういう躾でした。美味い不味いは気持ちの問題。美味いと思えば、美味くなる。東京では一般的に高価な料理=美味いという認識があります。その意識があると、高価な割に美味しくないとか、所詮安い料理だから不味いとか、そういう話になってしまいます。いつも絡むのはお金。お金でモノの価値を決めてしまう。当時は、それが東京人の悪い習慣だと思いましたが、
今では、地方でもその傾向があるようです。

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※1980年代の風景~映画館

2015年03月05日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
【タバコのマナーについて 映画館の場合】
1980年代当時の映画館は、座席指定も入替も無く、映画の途中からでも好きな時に入って好きな時に出れました。座席も自由なので、東京では良い席で見たい人は早くから並ぶ。結局「座席権」を確保するのは、電車と同じです。いつもガラガラで並ぶ必要の無い地方の映画館では見た事が出来ない光景でした。
館内ではタバコもOKで、立ち昇るタバコの煙が映写機からの光に照らされてよく見える。左手にタバコ、右手にコーヒーを啜りながら映画を見る。コーヒーカップが灰皿代わり。カップの底に少しコーヒーを残して、タバコを投げ込んで消火する。映画が終わったら、足元の床にカップを置いてそのまま出ていく。時々それに足を引っ掛けて倒してしまい、床がタバコ&コーヒーで臭くなる。タバコが気になる私は、決してそういう人の近くには座らないようにしていました。
因みに、入場料を払えば何度見てもOKだったので、朝の上映から好きな映画を何度も見て、劇場の外に出てみたら暗くなっていたという事がよくありました。

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