キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

今日のことば

2012年03月03日 | Aphorism(気になる言葉)
今日のテレビ東京の競馬予想は大ハズレだったようで、解説者がガックリ肩を落としてました。
そこで「錯覚の科学」より今日の言葉
「予想は難しい。特に未来については。。」(ヤンキースの名捕手ヨギ・ベラの迷言)
難しいからこそ、競馬の推理は楽しいのです。

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ブータン国王の演説

2011年11月23日 | Aphorism(気になる言葉)
先週、日本に来られていたブータンのワンチュク国王の国会演説の全文を読みました。
難しい状況にある日本に対してエールを贈るとても感動的な演説です。気分が滅入った時は、この演説を読んで勇気をいただきたい。
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「国民総"幸福"量」を重んじるブータン国王が国会で演説 ニコニコニュース(オリジナル) 
来日中のブータン王国ジグミ・ケサル国王は2011年11月17日、国会で演説を行った。ブータン王国は、国民の心理的幸福などを指標とする「国民総幸福量」(GNH)を重視する国として知られている。演説でケサル国王は、東日本大震災について「いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません」とした上で、「しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民だ」と語り、ブータンの言葉「ゾンカ語」で祈りを捧げた。以下に国王の演説を全文書き起こして紹介する。
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ブータン国王: 天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私のほうです。このことに対し、感謝いたします。
 妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。
 ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。
 私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。
 皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。
 このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。
 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。
ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。
 ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。
今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。
 改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。
「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」
 ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。
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コクオウ ガ キタイスル ソンナ ニホンジン二 ワタシ ハ ナリタイ。

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マーク・トゥエインの言葉 勝負事とは

2011年11月16日 | Aphorism(気になる言葉)
毒舌で有名なマーク・トゥエインは、勝負事に関してこんな言葉を残しています。
「勝負事では、弱いほうにひそかな同情と憐れみを注ぐこと。これが度量の広さというものだ。しかし、強いほうに賭けること。これがビジネスというものだ。」
競馬にも通じる言葉かも。

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格言「笑い」

2011年07月09日 | Aphorism(気になる言葉)

ユダヤ格言集に、「笑い」についての定義がありました。
「生物の中で人間だけが笑う。人間の中でも、賢い者ほどよく笑う。」
これ、日本人にも当て嵌まるのだろうか?


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森の生活者ソローの叡智

2011年01月03日 | Aphorism(気になる言葉)
今年初めて読んだ本は、自分の生活の原点を思い出させてくれました。
「孤独の愉しみ方~森の生活者ソローの叡智」は、「森の生活」「市民の反抗」などの著作で有名なアメリカの作家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉を集めた箴言集です。ソローは150年以上前に生きた人ですが、彼の言葉は現代においても十分通用するものです。人間の本質は昔も今もあまり変わらないのかもしれない。
「孤独は最もつきあいやすい友達である。それなのに孤独はたいてい嫌われる。自分の孤独に手を差し伸べよう」
「本当に伝える必要があるかどうかを考えれば、ほとんどの情報は不要だ」
「みんなという言葉に惑わされてはならない。みんなはどこにも存在しないし、みんなは決して何もしてくれない」
「理解できない相手を常識はずれと思うのは、自分が愚かだからだ」
「生きるのに本当に必要な食べ物は、無理せずとも手に入る。しかし、必要以上を求めると飢えに苦しむ」
「予定通りに進まないかもしれない。でも正しい目標があればいい」
「手段や道具は真理を追究するためのものなのに、手段や道具ばかりに夢中になる社会はできあがってしまった」

何事にも左右されないシンプルな考え方を持ちたいものです。

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To be, or not to be....

2010年03月18日 | Aphorism(気になる言葉)

小田島雄志訳のシェイクスピアの「ハムレット」を読んでいたら、誰もが知っている有名な台詞が出てきました。
”To be, or not to be, that is the question."という独白の言葉ですが、これは学生の頃、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」と習った記憶があります。小田島訳では、「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」となっています。
確かに文脈から読むと、そのほうが自然でわかりやすいと思います。
でもここに至るまでには、翻訳家の先輩達の苦労もあったようです。
彼の本に、この一文の過去の翻訳が記載されていて思わず笑ってしまいました。
昭和46年 木下順二訳「生き続ける、生き続けない、それが難しいところだ」
昭和43年 小津次郎訳「やる、やらぬ、それが問題だ」
昭和35年 三神勲訳 「生きる、死ぬ、それが問題だ」
昭和24年 市川三喜訳「生きるか、死ぬか、そこが問題なのだ」
昭和10年 坪内逍遥訳「世に在る、世に在らぬ、それが疑問じゃ」
明治27年 岩野泡鳴訳「死のか、死のまいか、一思案」
明治7年  イエロー・ヨコハマ・パンチ 「アリマス、アリマセン、アレハナンデスカ」

当時の日本人の英語に対する苦労が偲ばれます。


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気になる言葉:「崖の上のポニョ」

2010年02月17日 | Aphorism(気になる言葉)

会社の女の子に聞かれました。
「どんな本を読んでいるんですが?」
「司馬遼太郎の「坂の上の雲」だけど、知ってる?」
「崖の上のポニョ」なら知ってます。
とても素敵な会話です。気に入りました。


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気になる言葉「お金」

2009年12月14日 | Aphorism(気になる言葉)

ジェームス・ディーンの最後の作品「ジャイアンツ」から気になる台詞。
「お金がすべてじゃないわ」
「持っている人はそう言うんです」

これは、どんな状況でも使えそうです。

「仕事がすべてじゃないわ」
「仕事がある人はそう言うんです」


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コピペ防止ソフト

2009年12月10日 | Aphorism(気になる言葉)

NHKのニュースでこんな話題が出ていました。
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“コピペ防止”ソフト配布へ
大学生が書いたレポートなどに他人の文章を勝手にコピーして使う「コピペ」と呼ばれる行為がないか自動的にチェックするソフトを、大学の研究者とソフト会社が開発し、教育機関向けに有料で配布されることになりました。「コピペ」をもじって「コピペルナー」と名付けられたこのソフトは、金沢工業大学大学院の杉光一成教授と東京のソフト会社が共同で開発しました。大学などではここ数年、学生がレポートを書くときにインターネットにある論文やブログなどを部分的にコピーして使う「コピペ」と呼ばれる行為が増えており、学生たちの考える力の低下にもつながると指摘されています。(後略)
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コピペとは、コピー&ペーストの略で、日本語では「複写して貼付ける」行為の事を言います。実は、この記事の引用もコピペです。(NHKさん、すみません)パソコンやインターネットでよく用いられるテクニックですが、学生のレポート作成等の教育現場で、他人の書いた論文等を盗作してこの行為を行うことが問題視されているようです。
今回、盗作部分を検出し、コピペを防止するためにソフトが開発されたそうですが、果たして効果があるかどうかは疑問です。コピペの行為により、考える力の低下を指摘されていますが、学生達はきっとこのソフトに対抗して、検出されないようなコピペの方法を考えるでしょう。「考える力」はかえって向上するかもしれません。
学校がコピペ防止に本気で取組むのであれば、レポートは手書きしか受付けないようにすれば良いだけの話です。手書きにすれば、たとえ他人の論文の丸写しにしても書く行為により記憶には残るだろうし、記憶に残らなくても書いた達成感は味わえるでしょう。
また学生にとっては、簡単にコピペができる時代だからこそ、逆に時間を掛けて手書きでレポートを作成して提出すれば、先生も一目置いてくれると思います。デジタルには、アナログで対抗です。


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マーク・トゥエインの言葉「人生」

2009年12月09日 | Aphorism(気になる言葉)
マーク・トゥエインの言葉は、真実をユーモアで包んだ感じがする。
「人生について」は、まともな提案。
「死んだときには、葬儀屋まで悲しんでくれる。そんな生き方をしようじゃないか。」

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マーク・トゥエインの言葉「仕事」

2009年12月08日 | Aphorism(気になる言葉)
マーク・トゥエインは、「仕事」についてこんなことを言ってます。
「仕事はしなくてはならない事でできているが、遊びはしなくてもよいことでできている。」
仕事に悩んだ時には、よく考えること。あなたがやっているその仕事は、実は遊びなのかもしれません、ということかな。

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マーク・トゥエインの言葉「人間関係」

2009年12月07日 | Aphorism(気になる言葉)
競馬を引き合いに出して、マーク・トゥエインは「人間関係」を説明しています。
「私達の意見が全て一致してしまうのは、決していいことじゃない。競馬が成り立つのは、意見の相違があってこそだからね。」
競馬場で、お互いの見方が一致することが決して良いことではないというのはよく判ります。意見が一致して喜んでいたら、2人とも外してしまうことがよくあります。その後、気まずい雰囲気が漂います。

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エリック・ホッファーの言葉~「魂の錬金術」

2009年12月07日 | Aphorism(気になる言葉)
アフォリズム(英語: Aphorism)とは、人間の生き方、真理、戒め、武術、相場、商売などの真髄について、簡潔な、言いやすく覚えやすい形にまとめた言葉や短い文章。ことわざが、庶民の生活の知恵から出たものであるのに対し、格言は、昔の聖人・偉人・高僧などが言い残した言葉や、古典に由来するものを言うことが多い。箴言や警句を含む。(Wikipedia)

アメリカの哲人・エリック・ホッファーの言葉が好きで、時々本を開いて読んでいます。自身は、港湾労働者として社会の最底辺に身を置いて、働きながら読書と思索を続け、独自の思想を築きました。
「魂の錬金術」からの言葉
「人間とは、まったく魅惑的な被造物である。そして、恥辱や弱さをプライドや信仰に転化する打ちひしがれた魂の錬金術ほど魅惑的なものはない。」

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気になる言葉 「嘘」の定義

2009年12月06日 | Aphorism(気になる言葉)
大谷竹次郎の言葉(兄・白井松次郎とともに松竹を創業した日本の実業家。)
仏の嘘を「方便」といい、軍人の嘘を「戦術」といい、興行師の嘘を「商い」という。
この方も興行師なのですが。

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事業仕分け ロケット予算見送り

2009年11月17日 | Aphorism(気になる言葉)
科学技術立国を目指している日本はどこかへ行ってしまったのでしょうか。
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ロケット予算見送り、本体も廃止求める 事業仕分け5日目(産経新聞)
政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は17日、都内で、平成22年度予算概算要求の無駄を削る事業仕分けの5日目の作業を行った。作業グループは、文部科学省が58億円を要求したGXロケットのエンジン開発費用について、予算計上を見送り、抜本的に見直すよう結論づけた。さらに、予算要求が出ていないロケット本体についても、廃止を求めた。GXロケットは15年以降、官民協力で開発を進めた中型ロケットで、高性能な商用ロケット開発を目的としているが、軍事利用の期待も出ていた。文科省と宇宙航空研究開発機構がエンジン、経産省が電子機器をそれぞれ開発すると役割分担している。(中略)刷新会議では次世代スーパーコンピューターの予算も事実上、凍結しており、科学関連予算について軒並み削っている。
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宇宙戦艦ヤマトやガンダムで育った世代としては、宇宙開発予算が容赦なく削られるのはとても残念なことです。刷新会議の仕分け人は、ビジネスライクにバサバサと削ってしまいますが、科学技術立国を目指しているのであれば、これを売り物になるような方向で開発して欲しいものです。とは言え、物理学者パトリック・ブラケットは、「科学とは国の費用によって、科学者の好奇心を満たすことである」と言ってます。仕分け人が、もしこの言葉を知っていて削減していたとしたら、反論するのは難しいかもしれません。

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