少し前の記事ですが、ボーイングの新型旅客機B-787が一般公開されたそうです。
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ボーイングは8日、米ワシントン州エバレットにある本社で同社が開発を進めてきた B787「ドリームライナー」の初号機を初めて一般公開した。 (中略)B787ドリームライナーは、ボーイングが開発を進めてきた次世代中型旅客機。当初は大型旅客機の開発プロジェクトとしてスタートしたが、2001年9月に起きた同時多発テロ以降、旅客機需要に変化が生じたことを受けて、開発の方向性を双発中型旅客機に変更。結果的にこの変更が功を成し、B787ドリームライナーは2004年4月26日の営業開始からわずか3年で500機を上回る受注に成功するなど、ボーイング創業以来最大のヒット商品となった。ボーイングは今年の4月にはB787ドリームライナーは商用旅客機としては史上最短で最も良く売れた機体となった」とする発表も行っていた。今回、お披露目されたこの晴れあるB787ドリームライナー初号機は、来年の5月にも B787ドリームライナーを最初に注文した日本の全日空に届けられる予定だ。
【Technobahn 2007/7/9】
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9月に起きた同時多発テロの影響を受けたボーイングが、テロのお陰で新型機の開発の方向性を見出したというのは皮肉な感じもします。何はともあれ、全日空がローンチ・カスタマーになったこの飛行機が日本の空を飛ぶ日を早く見たいです。でも遠くから見たら、今までのB767との違いが判らないかもしれません。全日空もそろそろ機体のペイントデザインを変えてみても良いのではないかと思いますけど。