航空自衛隊の主力戦闘機の選定が延期になったそうです。
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防衛省は26日、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の選定時期について、来年夏の当初目標を先送りする方針を固めた。米下院歳出委員会が、FX最有力の最新鋭ステルス戦闘機「F22Aラプター」の禁輸継続を決めたことで、当面のF22取得が困難な情勢となり、選定時期を見直すことにした。これに伴い、防衛省は数年後に切り替えを迎える予定のF4戦闘機の耐用延長を検討中だ。(中略)これに関連し、塩崎恭久官房長官は26日午前の記者会見で、「日米同盟は緊密な関係なので、いろいろな情報交換はしていく」と述べ、引き続きF22に関する性能や価格などの情報提供を米側に求める考えを示した。(サンケイ)
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関係記事を読むと、自衛隊の機密漏洩事件の発生が理由になっているようです。一度重要な情報を洩らしてしまうと、信用されなくなるのはどこでも同じで、失った信用を取り戻すのは難しいと思います。次期FXが配備になるのは一体いつになるのでしょうか。
ちなみに、今回の延期決定で一番ガッカリしているのは、年配の軍事マニアの方々かもしれません。「生きているうちに次期主力戦闘機が飛ぶのが見たいんじゃ」と思っている年配マニアの方には心配なニュースです。