今日は、世界で初めて人工衛星が打ち上げられてちょうど50周年です。
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直径58センチの球体をしたスプートニク1号は1957年10月4日、R-7型ロケットによって打ち上げられ57日後、大気圏に再突入し消滅した。この偉業は当時、ソビエト連邦と冷戦構造で対立していたアメリカにいわゆる「スプートニク・ショック」と呼ばれる大きな衝撃を与えた。以降、アメリカは宇宙開発の分野で大きく引き離されたソビエト連邦に追いつくために、1958年には米航空宇宙局(NASA)を創立。その後はNASAの主導の元で、米ソどちらが最初に月に降り立つか、巨額な費用を投じて宇宙開発競争に乗り出していくこととなる。いわゆる宇宙時代(Space Age)の夜明けである。【テクノバーン】
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宇宙開発は、随分昔からやっていたように思いますが、未だ50年しか経っていません。でも初めて人工衛星が打上げられてから最初の月着陸までわずか12年で達成しているので、当時の科学の進歩は凄かった。アメリカとソ連という覇権を争う大国があったからこそ、技術も進歩したのかもしれませんが、今はそういうライバルがいない平和な時代だから、技術開発も停滞しているように見えてしまいます。生きているうちに「スプートニク・ショック」を上回るような宇宙開発のニュースを聞いてみたいです。