職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
【タバコのマナーについて 職場の場合】
生涯、喫煙とは全く無縁の私は、タバコの煙害(今は使わない言葉だが)をいつも気にしていました。初めて赴任した勤務先の天井は黄色かった。白かった天井の通風孔は茶色になりニコチンがベッタリ貼り付き、液が上から垂れてくるのではとヒヤヒヤした。
生涯、喫煙とは全く無縁の私は、タバコの煙害(今は使わない言葉だが)をいつも気にしていました。初めて赴任した勤務先の天井は黄色かった。白かった天井の通風孔は茶色になりニコチンがベッタリ貼り付き、液が上から垂れてくるのではとヒヤヒヤした。
先輩達の仕事のスタイルは、左手にタバコ、右手に鉛筆。(PCの無い時代でした) タバコをプカプカ吸いながら話をする。吐く息が物凄く臭い。机の上には灰皿があって、吸い殻の山、タバコの灰が積もっている。灰皿の周囲も飛び散った灰が落ちて汚い。喫煙者はコーヒーが好きで、飲み終わったカップも灰皿代わりに使う。コーヒーの残りとタバコの灰で異様な臭いがした。タバコ中毒者も多くて、鼻の穴は真っ黒、歯は黄土色、唇は紫で、手がブルブル震えている人もいた。上司に「お前はタバコを吸わないのか」と距離を置かれた。
そんな職場環境でしたが、年と共に改善し、喫煙場所指定の分煙から、最終的に時間帯制限付きの全面禁煙になりました。良い時代になりました。