キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

※1980年代の風景~不思議な金持ち自慢

2015年03月09日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
【不思議な金持ち自慢】
自動車の左ハンドルを自慢する先輩がいました。(当時は、高価だった外国車が左ハンドルだったので)洋服のブランドを自慢する先輩がいました。(ラルフローレン等、高価な服が流行った時代)高価な自宅を自慢する先輩がいました。(埼玉から2時間掛けて通勤していたが)バイク自慢、カメラ自慢、時計自慢、オーディオ自慢、、。とにかく拘りのモノを自慢する先輩方が多かった。(地方人には不思議に思う「住んでいる場所自慢」や「良いモノを食ってる自慢」もありました)
逆に言えば、自慢するものがモノしかない気の毒な人達。高価なモノを買うお金があると言いたいだけ。自分で創ったモノや唯一無二の自分だけのモノだったら、値段がつけられない価値があるけれど、お金で万人が買えるモノには、それほど価値は無い。こんな事を言うと「キミは貧乏だからだろ」と言われるので、黙っていた。(^^;)
全てはカネ次第。カネを持っている人が優位に立てるのが東京なのです。
東京の人には不思議な習性があると思いました。「人との違いをアピールしたい。でも人と同じでないと不安」という相反する感情です。「自慢」や「自画自賛」したがるのは、他人との違いをアピールしたいから。でも流行に乗り遅れたくないし、個性を出し過ぎて「変な人」とも思われたくない。承認欲求が強く、人との違いを強調したいけれど、仲間外れは怖がる。着地点が微妙な感じなのです。

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