競馬場で見る競馬には、3つの楽しみがある。
1. 予想する楽しみ
新聞片手にパドックを見ながら、どの馬が勝つかを予想する。レース結果を予想して、友人達と議論するのも楽しみのひとつだ。
2. レースを見る楽しみ
レースが始まると、自分の馬がどの位置を走っているか、直線を向いた時の余力はどうか、どの馬が先着するのかを全て見られる。スタートからゴールまで、自分の馬の様子が見られるのが競馬場での楽しみだ。
3. 配当を現金でもらう楽しみ
馬券が当たったら、ご褒美がもらえる。その場で現金が戻ってくる。パタパタとかチャリンというお金の音が聴けるのも競馬場での楽しみだ。 (但し、当たった場合ですが)
逆に競馬をテレビで見る時には3つの悲しみがある。
1. 予想を邪魔される悲しみ
テレビの競馬放送には、必ず競馬記者やタレントの予想が入る。自分の予想した馬が無視され、記者の予想を参考にして下さいと言われて、予想を変えたら、自分の予想した馬が勝ってしまった時の悲しみ。競馬あるある。
2. レースを全て見られない悲しみ
テレビの競馬放送は、スタートして暫くは全体のポジションを写すが、後半の映像は先頭の馬が中心になる。自分の馬が逃げたり出遅れした時、早々に画面から消えてしまったり、いつまで待っても画面に映ってこない時の悲しさ。これもよくある。
3. 配当が現金でもらえない悲しみ
今はネットでも馬券が買える。確かに当たれば後日銀行にお金が入金されるが、その場では使えない。当たったのに、銀行に行かないと配当金を実感できないのが、ちと悲しい。