認知症の父親が亡くなるまでの1年半の生活を記録したノンフィクション。
認知症について、父親の言動や行動を哲学的な観点で考察する。意思疎通が難しい父親とどのように付き合うか、認知症の知識、現在の対処方法、言葉の定義や意味、哲学的な考察など、著者が苦心する様子と親子のユーモラスな会話などが、読んでいてとても面白いし勉強になった。
自分も一昨年まで月に1度、妹が世話している認知症の伯母の介助に行っていたが、会うたびに徐々に会話が成立しなくなり、うわの空の状態が増えて、最後は自分の身の回りの事がわからなくなって施設に入った。伯母はその半年後に97歳で亡くなった 。母の姉達は、90代に入っていずれも認知症を発症し、80代の母も不安に思っている。自分も今後、親の認知症への備えが必要と感じており、著者の経験は認知症対応の参考になると思う。
自分も一昨年まで月に1度、妹が世話している認知症の伯母の介助に行っていたが、会うたびに徐々に会話が成立しなくなり、うわの空の状態が増えて、最後は自分の身の回りの事がわからなくなって施設に入った。伯母はその半年後に97歳で亡くなった 。母の姉達は、90代に入っていずれも認知症を発症し、80代の母も不安に思っている。自分も今後、親の認知症への備えが必要と感じており、著者の経験は認知症対応の参考になると思う。
先日、帰省した時に、読書好きの親が買っている本を見たら、健康関連の本ばかりでした。本好きの自分も、いずれそうなるのかな、、、と思った次第。