フジテレビの「やり直し」会見が、高視聴率をマークしました。
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フジ「やり直し」会見、軒並み高視聴率 月9飛ばすも…前4週平均の2~4倍に byENCOUNT
元タレント・中居正広氏と20代女性との「性的トラブル報道」を巡り、フジテレビは27日、前代未聞の10時間23分にわたって「やり直し記者会見」を行った。午後4時からスタートし、終了は深夜2時23分。その間で放送された同局系『緊急特番フジテレビ経営陣会見』(午後7時~9時)などが、軒並み高視聴率をマークしていたことがビデオリサーチ調べで分かった。(後略)
『緊急特報フジテレビ経営陣会見』(午後7時) 13.1%(6.2%)※()の数値は前4週平均視聴率
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昨日もヒマだったので、午後4時からこの会見を見ていました。
冒頭の経営者のお詫びと経緯説明を見た後、質疑応答に移ると、早速どこかの記者が会見のルール違反で被害者の個人名を出したらしく、音声が消えてしまい質問内容がよく判らない。その後、音声が復活したら、怒りの口調で社長に問い質すのを見て、どうせろくな質疑応答にならないだろうと思って見るのを止めました。5時頃から犬のトリミングで外出して8時頃帰ると、まだ会見をやってました。始まって4時間、壇上の経営陣も疲労の色がアリアリ。容赦ない質問攻勢で記者に吊るし上げられて、しどろもどろの回答。とても気の毒でした。今朝のワイドショーによると、夜中の2時過ぎまで10時間以上も会見をやっていたらしい。長々と自説を披露する人や同じ質問を繰り返す人、「しっかりしろ」と社長へ怒鳴る人、TikTokで勝手に中継するYou Tuber、記者同士で怒号が飛び交い、最後は記者達も疲労困憊で、質問内容も何が何だかわからない混沌とした会見だったらしい。
記者の方も、本当は会見に出たくないのに、上司から「我社の存在感を示すために、何か質問して来い」と言われたのかもしれない。ただの好奇心で出席した人もいるだろうし、普段は滅多に会わない経営者達を威圧して、ストレスの捌け口にした人もいたかもしれない。記者仲間でも「論敵」がいたのだろう。
この会見を見て判ったのは、壇上のフジテレビ経営者の我慢強さと、出席した記者の態度の悪さ、取材能力の低さだけです。質問する側が感情的になってはいけない。取材相手なのだから、最低限の礼儀は必要だと思います。ワイドショーの弁護士が言っていたけれど、会見時間は10時間、中身は1時間半、その程度の会見だと思いました。
因みにこの会見の視聴率は、先週の2倍以上の13%。フジテレビにしては高視聴率でした。フジテレビの本質は、「視聴率至上主義」。視聴率が稼げるなら何をやっても許されるという風潮が社内にあるのだろうと思います。(大谷選手の件もありました)視聴率が取れる中居さんの番組を止めなかったのも、女性のトラブルの根源もそれが原因なのかも。昨日の会見のワイドショーを見ながら、そんな印象を持ちました。この件がこの先どうなるかは知りませんが、フジテレビには一つだけお願いがあります。
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フジ「やり直し」会見、軒並み高視聴率 月9飛ばすも…前4週平均の2~4倍に byENCOUNT
元タレント・中居正広氏と20代女性との「性的トラブル報道」を巡り、フジテレビは27日、前代未聞の10時間23分にわたって「やり直し記者会見」を行った。午後4時からスタートし、終了は深夜2時23分。その間で放送された同局系『緊急特番フジテレビ経営陣会見』(午後7時~9時)などが、軒並み高視聴率をマークしていたことがビデオリサーチ調べで分かった。(後略)
『緊急特報フジテレビ経営陣会見』(午後7時) 13.1%(6.2%)※()の数値は前4週平均視聴率
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昨日もヒマだったので、午後4時からこの会見を見ていました。
冒頭の経営者のお詫びと経緯説明を見た後、質疑応答に移ると、早速どこかの記者が会見のルール違反で被害者の個人名を出したらしく、音声が消えてしまい質問内容がよく判らない。その後、音声が復活したら、怒りの口調で社長に問い質すのを見て、どうせろくな質疑応答にならないだろうと思って見るのを止めました。5時頃から犬のトリミングで外出して8時頃帰ると、まだ会見をやってました。始まって4時間、壇上の経営陣も疲労の色がアリアリ。容赦ない質問攻勢で記者に吊るし上げられて、しどろもどろの回答。とても気の毒でした。今朝のワイドショーによると、夜中の2時過ぎまで10時間以上も会見をやっていたらしい。長々と自説を披露する人や同じ質問を繰り返す人、「しっかりしろ」と社長へ怒鳴る人、TikTokで勝手に中継するYou Tuber、記者同士で怒号が飛び交い、最後は記者達も疲労困憊で、質問内容も何が何だかわからない混沌とした会見だったらしい。
記者の方も、本当は会見に出たくないのに、上司から「我社の存在感を示すために、何か質問して来い」と言われたのかもしれない。ただの好奇心で出席した人もいるだろうし、普段は滅多に会わない経営者達を威圧して、ストレスの捌け口にした人もいたかもしれない。記者仲間でも「論敵」がいたのだろう。
この会見を見て判ったのは、壇上のフジテレビ経営者の我慢強さと、出席した記者の態度の悪さ、取材能力の低さだけです。質問する側が感情的になってはいけない。取材相手なのだから、最低限の礼儀は必要だと思います。ワイドショーの弁護士が言っていたけれど、会見時間は10時間、中身は1時間半、その程度の会見だと思いました。
因みにこの会見の視聴率は、先週の2倍以上の13%。フジテレビにしては高視聴率でした。フジテレビの本質は、「視聴率至上主義」。視聴率が稼げるなら何をやっても許されるという風潮が社内にあるのだろうと思います。(大谷選手の件もありました)視聴率が取れる中居さんの番組を止めなかったのも、女性のトラブルの根源もそれが原因なのかも。昨日の会見のワイドショーを見ながら、そんな印象を持ちました。この件がこの先どうなるかは知りませんが、フジテレビには一つだけお願いがあります。
競馬中継だけは止めないで欲しい。(^^;)
追記:1月29日の報道で、騒動の起点となった週刊文春の記事に誤りがあったとの事。
文春HPによると、中居さんと被害者の食事会に、フジテレビ社員は関わっていなかったとの訂正記事でした。そもそも問題の社員がこの食事会をセッティングした事が、フジテレビの責任が問われる引き金になったのに、その大前提が「間違いでした」という事では、これまでの話が狂ってしまう。会見に参加した記者達も「文春記事が正しい」として質問していたのに、それが間違ってましたということで、これはまたひと悶着起きそうです。
今度は、文芸春秋の謝罪会見か? 質問者は当然、フジテレビ幹部になりそう。
文春砲、存続の一大事です。(^^)