今年の新潟記念は、ハンデ戦らしい僅差のレースとなりました。
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【新潟記念】ナリタクリスタルが重賞初制覇(サンケイスポーツ)
サマー2000シリーズの最終戦、第46回新潟記念(29日、新潟11R、GIII、3歳上オープン、ハンデ、芝2000メートル、17頭)が行われ、5番人気のナリタクリスタル(牡4、栗東・木原一良厩舎)が直線での競り合いを制して、重賞初制覇を飾った。タイムは1分58秒4(良)。レースはテイエムプリキュアが逃げて、2番手にイケドラゴンがつける展開。ナリタクリスタルは4番手を追走し、武豊騎乗のスマートギア(牡5、栗東・佐山優厩舎)は後方でレースを進める。直線に入るとイケドラゴンが押し出されるようにして先頭に立ちリードを広げたが、サンライズベガ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)やナリタクリスタルが並びかける。横一杯に広がった馬群の中から、ナリタクリスタルがクビ差抜け出してゴール。2着には外を回った10番人気のトウショウシロッコ(牡7、美浦・大久保洋吉厩舎)が入り、4番人気サンライズベガは一旦先頭を窺ったものの3着だった。1番人気のスマートギアは6着に敗れた。
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週末に複勝の記念馬券(今年で引退なので)を買って応援していたテイエムプリキュアですが、今回も最初から逃げたものの他の馬との差がほとんど開かす、最終コーナーであっさりとかわされてしまいました。以前の逃げ方が半端じゃなかっただけに、(負け方も半端じゃなかったけど)ちょっと物足りない感じもありました。それでも直線では、ラスト1ハロンまで粘りの走りを見せてくれたのでファンとしては満足です。夏競馬を走るのは初めての経験(6-9月はレース経験なし)だったし、今年の暑さは尋常ではないので、高齢の牝馬にはさぞ辛いレースだったかもしれません。次回は引退レースとなるエリザベス女王杯G1?のようです。昨年は、クィーンスプマンテと大逃げで2着になった感動的なレースでした。今年も良いレースを見せて欲しいものです。ちなみにテイエムプリキュアの父はパラダイスクリークですが、その母ノースオブエデンはタイキブリザードの半姉だそうです。タイキブリザードは、鹿児島のホーストラストで余生を送っていて、昨夏の帰省の時に会いに行きました。そのブリちゃんが、実はプリちゃんと遠い親戚だったというお話です。