ビジネスにおけるアウトプットの重要性を訴えるノウハウ本。 著者は精神科医。
アウトプットの基本的な考え方から、話し方、書き方、行動、アウトプットのトレーニング方法を、カテゴリー別にノウハウを伝授する。
アウトプットの基本的な考え方から、話し方、書き方、行動、アウトプットのトレーニング方法を、カテゴリー別にノウハウを伝授する。
まえがきに、著者が実践しているアウトプットの内容が紹介されているが、メルマガ毎日発行13年、Facebook更新8年、毎日3時間以上の執筆などの仕事をしながら、月10本以上の映画鑑賞、二十冊以上の読書、月10日以上の飲み会、年30日以上の海外旅行など「驚異的な自慢話」が記載されていた。 だいたい著者の自慢話が書かれている本にろくなものはないが、この本はノウハウやイラストや図を使って簡潔にまとめられており、若いビジネスマンが読むには良い。少しお知恵を拝借くらいの気持ちで読むと良いと思う。
また長年仕事をしてきた経験で、この本の半分くらいは他のノウハウ本で読んでおり、既に知っている内容も多かった。中堅やベテランには、自分のこれまでの行動を振り返るツールとして使えるかもしれない。