先週、日本のオールスターゲームが行われていました。大物選手はみんなMLBに行ってしまい、何となく小粒な選手だらけのオールスターでしたが、それなりに盛り上がっていたようです。
今年も数名の外国人が出場していましたが、メジャーのオールスター経験者となるとなかなかいないようです。外国人選手で日米のオールスターを経験してる選手がいるのか気になってウェブで調べてみると、そこにはとても懐かしい名前がありました。メジャーのオールスター経験者で初めて日本のオールスターにも出場したのは、太平洋クラブライオンズのドン・ビュフォード選手だそうです。
1971年にメジャー(オリオールズ)で、1973年に日本(太平洋)で出場していました。私は当時福岡に住んでおり、太平洋のファンだったこともあって、ビュフォードは大好きな選手の一人でした。(当時の福岡の野球少年は、西鉄の後の"太平洋"と巨人ファンが多かった)小柄な体なのに脚が長くて、よく打ってよく走るイチローのような選手だったのを覚えています。当時、日本に来る外国人選手はマイナーの選手ばかりだったので、彼もてっきりマイナーの選手だと思っていましたが、よく調べてみると、実は凄い経歴の持ち主だったようです。
小学生の頃もらった彼のサイン入り色紙が、宝物のように見えてきました。
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覚書(ウィキペディアより)
ドン・ビュフォード(Donald Alvin Buford, 1937年2月2日 - )は、アメリカ合衆国・テキサス州出身のプロ野球選手である。ポジションは内野手・外野手である。日本では太平洋クラブライオンズ、南海ホークスに所属した。身長5フィート8インチ(約173cm)、体重165ポンド(約74kg)の小柄な体格ながら、俊足・好打のアベレージヒッターとしてメジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス、ボルチモア・オリオールズで10年間活躍した選手で、特にオリオールズ時代の1971年には日米野球で活躍するなど日本のファンにも名前が知られていた。
西鉄から球団を買収した太平洋が当初、ジム・ラフィーバーを獲得する予定であったが、個人的にも親しい金田正一監督率いるロッテとの争奪戦に敗れ、「それ以上の選手を」と補強の目玉として獲得した選手である。来日した時すでに36歳と高齢ではあったがメジャーリーガーの実力を存分に発揮した。現在はワシントン・ナショナルズのコーチ。息子・デーモンは2000年にシカゴ・カブスの一員として来日した。
メジャーでの通算打撃成績
1286試合 打率.264(4553打数1203安打)93本塁打 418打点 200盗塁