キマグレ競馬・備忘録

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2012 天皇賞・秋

2012年10月28日 | Horse Racing
今年の天皇賞・秋は、大変素晴らしいレースでした。
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【天皇賞・秋】ダービー馬の意地!!エイシンフラッシュV(スポニチアネックス)
近代競馬150周年記念第146回天皇賞・秋(G1、芝2000メートル・曇良18頭)は28日、東京競馬場11Rで行われ、M・デムーロ騎手騎乗の5番人気、エイシンフラッシュ(牡5=藤原英厩舎、父キングスベスト、母ムーンレディ)が直線内ラチ沿いから差し切り優勝した。勝ち時計は1分57秒3。レースはシルポートが1000メートル57秒3のハイペースで逃げ、2番手にカレンブラックヒル、3番手にダイワファルコン、4番手内にフェノーメノ、外にジャスタウェイがつける展開。勝利したエイシンフラッシュは中団内目を、ルーラーシップは後方3番手を追走する。4コーナーから徐々に後続がシルポートとの差を詰め直線を迎えると、カレンブラックヒル、フェノーメノ、ダークシャドウら有力馬が外に進路を取るのに対し、シルポートの内にできた1頭分のスペースにエイシンフラッシュが飛び込み、最後は外から迫るフェノーメノを半馬身抑え1着でゴールした。フェノーメノから1馬身1/4差の3着にはルーラーシップが入った。
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下馬評ではオッズ10倍を切る3歳馬フェノーメノ、カレンブラックヒルと、古馬で成績の良いルーラーシップ、ダークシャドウの評価が高く人気となっていましたが、その有力馬を内側から一蹴したエイシンフラッシュが、ダービー以来の久し振りのG1を勝利しました。
エイシンフラッシュは、近走の結果が芳しくないことから人気もいま一つでしたが、良い騎手と良い戦略を持てば人気馬に対抗できることを証明したようなレースでした。M・デムーロ騎手は昨年もヴィクトワールピサでドバイを制し、今回は天覧競馬での勝利と節目の大レースで実力を存分に発揮できる騎手です。改めてその実力を感じたし、またレース後に天皇陛下に敬礼をする姿にも感動しました。日本競馬の一員として、今後も騎乗を続けてもらいたいです。
負けたフェノーメノの3歳トップの走りを見せてくれましたが、ダービー同様わずかに届かずの2着でした。よく追い込んできましたが、坂を登った後の加速力がエイシンフラッシュとは違っていたように思います。でもまだ3歳ですから、今後に期待。ルーラーシップも良いレースでしたが、出遅れが響いたようです。末脚は抜けていただけに、勿体無いレースでした。
応援していたのは、いつものように逃げ馬シルポート。この馬の大逃げは本当に気持ちが良いです。今回は残り150mまで粘って見せ場を作ってくれました。逃げ馬を見ていると、レースの8割はトップを走るので、馬混みの中で自分が買った馬を探す必要はありません。ただ最後の直線は運に任せるしかないのが逃げ馬の宿命です。まあ応援する方としては、脚を余して敗れることが無い清々しさがあります。負けても納得なのが良いです。これからもシルポートを応援したいし、G1も獲らせてあげたいけれど、でも年齢的にそろそろ限界かもしれません。
今回は、逃げ、先行、差し馬が持ち味を発揮して存分に見せ場を作った、天皇賞に相応しいレースで大満足でした。

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