キマグレ競馬・備忘録

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大谷選手が偉業達成~よく判らない偉業の話

2024年07月07日 | Baseball
またまた大谷選手が偉業達成?したそうです。
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大谷翔平がまたしても球団初の大記録達成 メジャー全体でも3人目という偉業~15打席連続無安打から爆発
ドジャース・大谷翔平投手が6日、本拠地・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、30歳初アーチと初安打を放つなど2打数2安打1打点、3四死球で全5打席出塁する活躍で、チームの2連勝に貢献した。ドジャースは貯金20となった。(中略)ドジャース情報を扱う「ドジャース・インサイダー」によると、1901年以降で1試合で「本塁打、三塁打、四球、死球、盗塁」をマークした選手は、ドジャース史上初で、メジャーでも3年ぶりの快挙だという。これまでは1910年7月8日のダニエルズ(ヤンキース)、2019年6月1日イエリチ(ブルワーズ)の2人だけ。またしても大谷は球界の歴史に名を残した。by 報知
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今朝もこの試合を見ていました。今日の大谷選手は、昨日までの不調が嘘のように全打席で出塁し、三塁打、ホームランを打ち、盗塁も決めて、久し振りに気分の良い1日でした。今日の審判はかなり判定精度が高くて(勿論、打者にとってですが)、彼も安心してボール球の見極めができていたようです。試合を通じて不可解な判定がほとんど無かったことが、気分良くプレーできた要因かなと思いました。明日の試合でも良いパフォーマンスができれば、調子が上向きと考えても良さそうです。このまま頑張って欲しいです。
試合終了後のメディアの報道を見ていたら、またも「大谷選手の偉業」の話が出ていました。何だろうと思ったら、1試合で「本塁打、三塁打、四球、死球、盗塁」をマークした選手が1901年以降で3人目という話。まあこの記録は、たまたまそうなっただけで、彼が狙ってやった事ではないので「偉業」は大袈裟過ぎます。しかも過去に2人達成しているし(この2人もこんな記録は意識していないと思う)、大谷選手の珍しい記録を何でも「偉業」や「快挙」というのは止めて欲しい。スポーツの世界で「偉業」というのは、誰も達成した事がない前人未踏の記録のことであり、彼はまだそういう事は成し得ていないし、本人もそう思っていると思います。例えばよく比較されるベーブ・ルースは、投手で94勝、打者でホームラン714本。大谷選手はいずれの記録も超えていない。彼が二刀流の先人ベーブ・ルースのいずれかの記録を超えれば、偉業と言えるのではないかと思います。
偉業と言うのは、そういうレベルの話であって、データをほじくり返して見つけたニッチな記録を「偉業」と言ってはいけない。これはただのレアな記録でしかない。「珍記録」と言うべきなのかも。(^^;)

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