キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

新紙幣発行に思うこと

2024年07月04日 | Current news
たまには、時事ネタ。昨日、新紙幣が発行されました。
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脱・現金時代、静かに新札 「デジタル金融」移行進む
決済環境激変で需要減 by 日経
日本の資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一を1万円札の新たな「顔」とする新紙幣の発行が3日始まった。消費者のキャッシュレス決済比率は4割となり、銀行はデジタル投資を加速する。お金の流通や決済の新たな仕組みが変わるなか、新紙幣は静かに滑り出した。
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今から55年前、初めてもらった紙幣は、お年玉の「100円札」でした。自由民権運動の板垣退助が描かれた紙幣でしたが、小学生だった当時は誰だか判るはずもなく、中学校の歴史の授業で初めてその人物の名前を知りました。でもその頃には、100円は硬貨が主流となって紙幣は更新されず、100円札は消えてしまいました。100円札の記憶は、初めてもらったお金の記憶として今でも鮮明に残っています。そして板垣退助という人物も。
昨日、新紙幣が発行されて、何故か行列ができるほどの人気になっていますが、この紙幣が20年後にどれくらい流通しているかは判りません。キャッシュレス時代への移行が進むと、紙幣の存在価値が無くなり、オンライン上の数字のやりとりだけということになりそうです。
でも現金主義の私には、完全キャッシュレス時代は耐えられないかもしれない。やっぱり紙幣のようにモノの感触が無いと、お金の有難さが感じられないような気がするのです。競馬に例えると(そんな例えをする人はいないと思うが)、オンラインで馬券を買って、レースを見ないで結果だけを知るような感じで、何だか素っ気ない。(^^;)
お金を持つという感覚は、数字だけでは味わえない。やはりモノがあってこそ。なので、キャッシュレス時代になっても、紙幣がいつまでも存続して欲しいと思います。
因みに昭和45年当時の100円札で、ラムネ(15円)が6本買えてお釣りがきました。お金の価値が実感できる良い時代でした。(^^)

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