永井荷風の人生を探るエッセイ。
永井荷風は、裕福な家庭で育ったお坊ちゃまでした。親が高い地位にあり、
不自由なく育ち、父親が亡くなった後は、遺産を継ぎ、自分の著作の印税もあって、
まったく不自由のない人生を送れるはずでした。
しかし、性格がかなりの自己中心主義であり、他人への気遣いなど無く、
彼を嫌う人が多かった。また生涯を通じて女性にだらしなく、結婚をしてみたものの
上手く行くはずもなく離婚し、愛人を抱え、吉原、浅草に出入りする等、
自由気ままな人生を送ったようです。
永井荷風の作品を読んだことは無く、全く予備知識もなかったのですが、
彼の事はドナルド・キーンの「日本人の戦争」に記述があり、興味を持ちました。
この本では、彼の人生をエッセイ風に紹介していて、大変面白く読めました。
資産家の子供には、昔から共通点があり、自己中心主義、ケチ、自己愛、
他人を見下す、自分の育ちの良さを誇る等々。確かに、今でもそういう人がいます。
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