眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

読書の鬼 

2011-07-08 03:24:35 | ショートピース
本の上に影が伸びてそれが2本の角を形作る時、私は自分が鬼であることを思う。けれども、文字の中に深く深く入り込んで別の時間を生きている間、忘れてしまうのだった。光は、言葉を照らすために必要なものだったけれど、そのせいで私は自分のことを知らなければならなくなった。 #twnovel 

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