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ものぐさは、再び考える。

2010-07-26 03:29:43 | 雑記
本日の将棋教室は、主力組が岐阜の大会へ遠征やら研修会参加などで少なめの参加人数だったが、飛騨支部長さんに指導に来て頂き、講師陣営3名+寄付して頂いた東大将棋も活躍して手厚い内容だった。

飛騨支部長様、ご指導ありがとうございました。

本日から、PCを使い新しい試みをしてみる事にした。
これは、岐阜の天才少年?は、まだ1年生なのにあんな将棋が指せるのだろうか・・・
こんな疑問からの始まりであった。

まっ、才能があるのだからと言ってしまえば、それまでだが。(笑)

何回も書いてるが、郷田九段の「右手が覚えている手」が好きで、この意味は幼い頃から延々とプロ棋士の棋譜を観て並べて、そんな営みの中で考えなくても自然に右手が最善手を選んで行く、いわゆる大局観が備わった姿を現しています。

そこで、試験的に1年生R君に指導がてらモルモットになって貰った。

試験に使った棋譜は、前期竜王戦決勝トーナメントの羽生名人VS森内九段戦から角換り棒銀(後手一手損)を選んだ。

・1回目、棋泉に棋譜をインポートして、PCで手順を追いながら隣で盤と駒を使いリアル再現をする。

・2回目、今度は私が後手を持ちPCを操作しながら先手のR君が、どこまで手順を覚えているかチェックしながら進める。

そして最後に、投了図から真剣勝負、NHKの逆転の将棋をゲームとして遊ぶ。
手順や手筋の意味なんか無視で、映像として棋界最高峰の将棋をイメージする事によって、図形感覚としてインプットされないかと考えている。

なんて、ちと大上段に構えた文になったが、T幹事長のお孫さんアオ君は、おじいさんの教え方が良いのか、もう囲いや基本手筋が身に付きつつある。
りゅう君・りょう君も、年長で来た時は既に、その姿を成し得ていた。

おじいさん・おとうさんが次世代に、遊びながら伝えて来た営みを、代行で行っている訳だが、この営みに発達したPCソフト関連とBB環境を利用しながら次の一手を模索中である。

かといって真剣に考えてる訳でも無く、いつもの怠け者のものぐさ家業だから効果は如何なものか。(笑)


今日の最後に、アオ君とR君と対戦した。
この二人、負けた時にはっきりと「負けました。」と堂々と言う。

二人とも小学1年生なのに、しっかり終了時の挨拶が出来る、私なんぞが教え無くても自然に強くなりそうな予感がする。

成長の邪魔しないように、こころがける事にしよう。












Comments (2)
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