リーグ戦奇数組みの待ち選手のお相手が私のミッションで、低学年リーグで優勝したタイキ君との図です。
先手タイキ君が棒銀で来たのに対し、ファーストストライクを防ぐ布陣をしたら、二次攻撃部隊で桂馬跳んで居角から▲4五歩を狙って来たので、それはしないでと角を転回して▲4五歩を防いだら▲5五歩と後手の角の効きを止めて来たのが上の図です。
駒組みの途中で、しっかり蟹囲いに組めています。
この図になる前に、蟹囲いから矢倉に組みかえて角の効きを変える指し方になれば、加藤ヒフミンVS米長永世棋聖の往年の図面降臨かと思わせましたが、まだまだその域には行かないものの、将棋を始めて半年弱の子が自然とこの駒組みを組めるとは感心感心、初級リーグ優勝もうなずけるかな。
中級リーグ優勝のユキナリ君との2枚落ちです。
前回アップの局面から、今回も雁木に組みかえ勝やすい局面になりました。
上手は、何とか間違えて下さるように、あの手この手で誤魔化し作戦で、▲6五歩の最終切り札に△7七歩と手裏剣を放ったところです。
▲同角を期待したのだが、なんか冷静パスタで▲同桂とされて困ってシマウマ状態になるも、ここから下手の飛車をゲットして怖い局面にしたものの一手足らない感じになりました。
この前、赤旗名人戦の岐阜県大会で準優勝したRyu君も、来年1月に高校新人戦で全国大会に行くRyou君をはじめ全国大会へ行ったko-ta君yuzuki君Yukiti君達にも、2枚の手合いは早々簡単に沈められなくて卒業までには時間掛かったし、ユキナリ君の成長が著しいか、私が急激に弱くなったのか、もう少しこの手合いで確かめたいですね。