同胞(はらから)

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大江戸温泉物語  安心してはいけません

2017-12-19 06:21:42 | 今日の教室

前回の再掲図が上です。

SOUTA君、ここから長考に沈む。

詰将棋は、ある程度正確に出来て得意な方なので、どうするんだろうかと見てましたら、下の図になりました。

寄せ切るは無理と考えたらしく一歩後退の▲4一竜としたので、△4九竜と入り△3九角からの詰めろを▲3九金と受け△2四桂とした。

終盤で1手パスの▲4一竜に、金をタダ取りした手が詰めろになるので、もう心は温泉気分でわが心の甘さを露呈してしまった。

▲2四桂では、▲1六桂と王手しながら詰めろで追いかけ、必至の局面を作る方が簡単でした。

ここで、竜を取る手は無いと判断して、▲3二銀!と詰めろが飛んで来た。

実戦は、△3六桂からの手順で合駒請求で戦力奪い、△3一歩と打てるので残っているようでしたが、心の隙で温泉気分になると、逆転してしまうのが将棋の怖い処ですね。

 

では三山!

この△2四桂馬が悪手だったのかと調べたら、ナント六聖拳!

△3九竜以下、手順は長いが即詰がありました。

将棋とは、奥が深いものです。

 

盤を反転しましたので、強くなりたい子はチャレンジしてみて下さい。

(ヒント、6六歩が活躍します。)

 

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何手読んでますか

2017-12-19 00:36:45 | 今日の教室

「何手読んでますか?」と将棋を知らない人から良く質問されます。

この質問される度に、何と答えようか迷いますね。

昨日のSOUTA君との対局から。

上の図から△8六角と出て下の図へ。

ここで、9手先です。

ここから先手は、▲3二銀!で詰めろ。

△3一銀と飛車を取り、▲同銀不成が、再度の詰めろだが、△3二飛!と自陣飛車で受けて勝かな????と考えて△8六角を指しました。(正確な読みかと言えば疑問符ですが)

では、何手読んだのか?

13手でした。

 

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