令和になって、初めて試してみました。
皆さんエルモ指してるので、オジさんも指してみたくなり、ノムリンが来てくれたので、これは良い塩梅とお願いしました。
村田先生の本を読んでませんが、居飛車急戦なので45年くらい前に勉強した手筋で、飛車先を突き捨ててから角交換を挑む仕掛けになりました。
前の図から、角を5一に引いたので4四取り込んでから▲4二歩!と焦点の歩を放ち作戦効果と思ったが、やねうら王先生で解析してみたら、意外とそんなにリードしてませんでした。
△4二同飛▲2四飛△2二歩となり上の図になりました。
ここで、どうしましょう。
① ▲3四飛:
たぶん△3三銀と引くので、そこで飛車か角を切って2枚換えになり一気に終盤戦に突入するので、▲8六桂からの筋を絡ませてリードする方法を考える展開になる感じです。
② ▲4五歩:
銀を3三の位置にバックさせて、飛車と角の睨みで局面をリードしてみない構想の手です。
③ ▲4六歩:
②と同じなじ感じですが、4五の地点に桂馬が跳べるスペースを残してみる指し方です。
④ ▲2八飛とか▲2七飛:
ここで、相手に手を渡して、その手に対して対応して行く指し方です。
羽生九段は、将棋は悪手の山と言われますが、上に挙げた以外でも沢山の手があり、まさに変化無限の中で、何か一手を選んで指す事になるので難しい分だけ面白いですね。
さて、最終盤になりました。
後手玉は、風前の灯みないな姿になっていまして、先手はエルモ囲いが残っていて、ここで必至級の詰めろを掛ければ良いのですが、後手も一発逆転満塁ホームランを狙っていました。
こういう時は、後手はソフト最善手を指しても意味ありません。
もしも▲4四歩と指すと、△6七龍の龍捨ての手があり王様で取る一手で、そこで△7五桂からの頓死筋を狙う手があります。
勿論、ノムリンも狙っていました。
正確に読めば攻めの手で良いですが、読めないので安全運転で受けの手を指しました。
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