プロの先生との指導対局や、研修会の真剣勝負でも相手が強いとみると上手の先生が組んで来る5五歩から金が盛り上がって来るこの戦法、そもそも下手に力が無いと何やら分からない内に不利になってしまう事も多いと思われます。
今、上手が△5六歩と紛れ第一弾を指して来ました。
どしましょうか。
▲5六同歩△同金▲6八銀!
次に5七歩と打てれば、上手の金が詰んでしまいます。
これで各段に良くなる訳ではありませんが、怖がらず相手の動きに合わせて指せるようになると有段が見えて来そうです。
さて、この将棋は上の図の様になりました。
と金の存在が大きく下手勝勢ムードですが、決め手を逃すとズルズルと紛れてしまいそうな局面になっています。
ズバリ!
一目で閃けば、三級くらいはあるでしょうか。